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今週のアドバイス(2019.01.07)

建築施工の出題傾向とは!

施工の出題項目について、大半を占めるのは各部工事になる。その各部工事は、「主体工事(躯体工事)」「仕上げ工事」に分けることができ、実はこれら工事の目的や弱点部分・重点監理部分を知るだけで、ポイントが見えてくる。

まずは「主体工事」で、その目的は構造躯体の施工になる。つまり、建築物を支える部分になるが、どうしても部材と部材をつなぐ接合部は、構造的に弱点になるよね。また、手作業による施工になるので職人の技能により優劣が左右されるので、もし施工不良となれば重大な結果をまねくことも予想できる。そのために重点的な監理が必要となり、各工事の「接合部」が共通項目としてポイントになるんだ。

次に「仕上げ工事」で、その目的は構造部材の保護や建物内外部の美装になる。そして共通して言えることは、工事施工後、仕上げ材が剥がれ落ちないようにするということなんだ。すなわち、その目的が保護であれ、美装であれ、その性能を維持(剥れ・剥落しないこと)していくということが重要なので、接着させるための「配合・選択・間隔・厚さ」などが共通項目としてポイントになるんだ。

このように、目的弱点部分重点監理部分を知ることで、出題傾向が解るよね。また、これらの項目は試験対策以上に建築士として知っておかなければならない知識なんだよ。

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