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週刊濱崎塾(毎週月曜日更新)

今週のアドバイス(2019.03.18)

構造力学におけるアドバイス!

構造力学において、一番最初によく質問されるのが、符号についてなんだ。
力や応力を、プラス(+)・マイナス(-)と付けていくことだけど、まず、勘違いしないでほしいのは、そもそも力にプラスやマイナスは存在しないということ。ではなぜ符号を付けるのかというと、それは計算する上で便宜上付けているとうことなんだ。
その符号の約束事を確認しよう!力の符号は、下図のようになる。モーメントの符号は、時計をイメージしよう。

力の符号

モーメントの符号

計算するときは、この約束を守って丁寧に計算しよう!

反力計算の手順

そして、符号についてはもう1点注意が必要だ。それは計算結果の符号になる。上記の符号とは全く意味が異なるぞ。
反力を求めるときは、力を仮定しなければならないが(計算する上で向きを決めないと計算できないので)、計算結果の符号は、その仮定した向きが正しいのか、間違っていたのかを教えてくれる符号になるんだ。
この符号の意味を混同してしまう人が大勢いるので、今一度確認してみてくれ。
構造力学は一度理解できるようになると、面白くなり、多くの問題を解きたくなるぞ。そうなるまであきらめずに頑張ろう!

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