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今週の質問(2019.03.25)

防火設備の「ドレンチャー」は、スプリンクラー設備とどのような違いがあるのですか?

ドレンチャー設備が他の建築物からの火災を防ぐものとするなら、スプリンクラー設備はその建築物から起こった火災を消火するもの、という違いがあるぞ。
ドレンチャー設備とスプリンクラー設備を区別するには、それぞれの設置場所や、目的を把握するのがポイントだ。

まず、設置場所から見ていこう。
ドレンチャー設備は、建築物の屋根や軒下、外壁、あるいは窓や出入り口などの外回りに設置するんだ。それに対して、スプリンクラー設備は屋内の、天井面に設置するものであることを、しっかり理解しておこう。

ドレンチャー設備は、周囲の建築物で火災が発生した場合に、活躍する。屋根や窓際などといった、建築物の外から散水することによって、類焼を防止することができる。ドレンチャー設備から放出された水によってつくられる水幕が、当該建築物に火がうつらないように守ってくれる。

ドレンチャーヘッド

一方、スプリンクラー設備は、当該建築物で火災が発生した場合に活躍するぞ。建築物内における初期消火が目的で設置されているから、天井面などに取り付けられたヘッドから散水して、冷却作用により消火していくスプリンクラー設備の仕組みは、屋内火災への対策にとても効果的なんだ。

同じ防火設備でも、目的によって設置場所や形状が異なるから、図や写真を見ながら内容をつかんでいこう。

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