2023年度2級土木施工管理技士
【後期】一次検定 解答速報

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※解答試案について

解答試案は当学院が独自に行うものであり、試験実施機関である一般財団法人 全国建設研修センターとは一切関係がありません。

2級土木施工管理技士
一次・二次検定対策講座

一次・二次

  概要

初学者・学習経験者対象

  • 通学講座・Web講座
  • 一般教育訓練給付金適用

ストレート合格パック

年間を通して受検対策を準備される方へ

年度内に実施される受検機会すべてに準備をするパックです。前期試験で一次合格を勝ち取り、後期試験で二次合格の為の一次振り返り学習も同時進行させてストレート合格を目指します。

初学者・学習経験者対象

  • 通学講座
  • 一般教育訓練給付金適用
  • 人材開発支援助成金適用

一次・二次コース

受検対策のための充実したカリキュラムで合格力を養う

わかりやすいオリジナル教材、要点を抑えた講義&テストと理解度を確認する学習サイクルで、効果的かつ効率よく学習を進め、万全の受検体制を整えます。

一次

  概要

初学者・学習経験者対象

  • 通学講座・Web講座

一次コース [2024年6月試験向け]

理解度を高める「オリジナル教材」と、理解しやすい「映像講義」

一次コースは、年2回実施される一次試験に対応した受検対策講座です。
解りやすさを追求した受検対策テキストは「図版が多く理解しやすい」と全国各地の工業高校でも使用されています。また、講座開講までの自宅学習用教材にもマンガで学べる副読本を含むなど講義内容の理解度を高めるオリジナル教材を使った学習システムで、効果的かつ効率よく学習を進め、合格力を養います。

二次

  概要

初学者・学習経験者対象

  • 通学講座・Web講座

二次コース

二次検定に必要な知識の養成と文章力及び解答力を習得する

経験記述の書き方や、記述式問題対策に必要な文章力、知識等を養成し、二次検定合格を目指します。

2級土木施工管理技士 コース一覧

総評

2023年10月22日(日)に2級土木施工管理技術検定(種別:土木)「一次検定・二次検定」,「一次検定のみ(後期)」,「二次検定」が実施されました。

【一次検定(後期)】

 今年度の一次検定(後期)は,全体的には過去問題を主体とした問題が多く出題され、出題形式に変更はありませんでした。ただし、施工管理法(No.54~61)の問題の問われ方が一部変更になり、基礎的な能力を問う施工管理法の問題の難易度が上がりました
 よって、全体的な試験の難易度は、昨年の一次検定(後期)と比較し、「やや難しい」内容の試験であったと思われます。受検された皆様が試験に合格されることを心からお祈りいたします。

〔出題形式〕
出題形式は下表の通り、61問出題され 40問解答 する、昨年と同様の形式での試験となりました。

問題No 分野 項目 出題数 解答数 解答形式
No.1~11 土木一般 土工、コンクリート工、
基礎工
11問 9問 選択解答
No.12~31 専門土木 コンクリート構造物、鋼構造物、河川、砂防、道路、上水道、下水道、ダム、海岸・港湾、トンネル、鉄道、地下構造物 20問 6問
No.32~42 法  規 労働基準法、労働安全衛生法、建設業法、道路法(車両制限令)、河川法、建築基準法、火薬類取締法、騒音規制法、振動規制法、港則法 11問 6問
No.43~53 施工管理 測量、契約・設計図書、施工計画、工程管理、安全管理、品質管理、建設機械、公害関連法令 11問 11問 必須解答
No.54~61 施工管理法
(基礎的な能力)
施工計画、工程管理、安全管理、品質管理 8問 8問
61問 40問

〔出題傾向分析〕
No.1~No.11:土木一般

 出題傾向に大きな変化はなく、全体的に過去問をベースとした問題が多く出題されました。問題で問われている内容も基本的なものが多く、比較的取り組みやすい問題が大半を占め、今年度の「土木一般」は、例年と同程度の難易度であったと思われます。

 「No.6コンクリートの配合設計」は、新傾向の問題であり解答が絞りにくい問題となりましたが、「No.1土工作業の種類と使用機械」、「No.3道路土工の盛土材料として望ましい条件」、「No.7 フレッシュコンクリート」等は、過去に繰り返し出題されており確実に得点したい問題であったと言えます。

 比較的取り組みやすい問題で得点を重ねることは、試験対策上、非常に重要となります。選択解答した問題については必ず正解し、得点の確保を図れたかが「土木一般」分野のポイントであったと思われます。

No.12~31:専門土木

 専門土木の大部分の問題は過去問題からの出題であり、十分な学習を実施して試験に臨んだ方は、得点することは十分可能な出題内容でしたが、新傾向の問題として、「No.12鋼材」、「No.30上水道に用いる配水管と継手の特徴」が出題されました。

 また、「No.19道路のアスファルト舗装」、「No.22道路のコンクリート舗装」は、設問肢の中に新規の出題内容が含まれる問題もあったことから、今年度の「専門土木」は、例年と同程度かやや難しい内容であったと思われます。

 この専門分野は難しく感じる方も多く受検者を悩ませる科目となりますが、20問中6問解答と選択幅が広いため、ご自分が携わったことのある工種を中心に学習を行い、その専門分野の問題を確実に得点することができたかが、「専門土木」分野のポイントであったと思われます。

No.32~42:法規

 昨年同様、労働基準法、労働安全衛生法、建設業法、道路法(車両制限令)、河川法、建築基準法、火薬類取締法、騒音規制法、振動規制法、港則法からの出題でした。

 問題で問われている内容も基本的なものが多く、解答が絞りやすい問題が大半を占めたため、今年度の「法規」は、例年と同程度かやや易しい内容であったと思われます。

 ただし、「No.38建築基準法」の問題は新傾向の出題形式であり、今まで学んだ知識をベースとし、応用力が試される問題となりました。法規は学習量で差がつく分野となりますので、勉強時間を確保し法律特有の表現に慣れ、細かな数値や類似の用語の違いを設問肢から見定めることができたかが、「法規」分野のポイントであったと思われます。

No.43~53:施工管理

 「No.48事業者が労働者に保護帽の着用をさせなければならない作業」は、新傾向の問題であり受検生を悩ませる難しい内容の問題となりましたが、その他の問題は過去問をベースとした問題が多く出題されており、今年度の「施工管理」は、例年と同程度の難易度であったと思われます。

 「No.46 建設機械」、「No.51レディーミクストコンクリート」、「No.52建設工事における騒音や振動」のように、実務と強く関連し、現場の経験や常識的な判断から解答を選択可能な問題も出題されました。

 また、過去によく出題され、難易度がそれほど高くない問題「No.44設計図書」、「No.53建設リサイクル法に定められている特定建設資材」も出題されています。わからない問題に固執せず、試験時間を有効に活用できたかが、今年度の「施工管理」分野のポイントであったと思われます。

No.54~61:施工管理法

 「施工管理法」は、例年と比べ難しい内容であったと思われます。施工管理法の問題は、No.54、No.57、No.58、No.60のように与えられた語群から正しい語句や数値を選択する昨年までの出題形式(穴埋め問題)から、No.59のように「正しいものの数」を求める問題(個数問題)、No.55、 No.61のように「適当なものの数」を求める問題(個数問題)、No.56のように「適当なもののみを全てあげている組合せ」を求める問題(組合せ問題)の形式に変更されました。

 この変更により、原則、設問肢全ての正誤を判断する能力が問われる事となり、問題の難易度が飛躍的に向上しました。

 今まで学んだ知識をベースとして、一肢ずつ正確に判断する能力、問われ方に合せて臨機応変に対応する能力を発揮できたかが、「施工管理法」分野のポイントであったと思われます。


【二次検定】

〔出題形式〕
経験記述が1問題、記述式問題が8問題、合計9問題出題され7問題を解答する、昨年と同様の形式で出題されました。

種別 分野 出題内容 解答形式
二次検定

経験記述 問題1 施工管理項目・課題(テーマ)は、「現場において工夫した安全管理(交通誘導員の配置のみに関する記述は除く)」又は「現場において工夫した工程管理」について記述。 必須解答
記述式問題

問題2

地山の明り掘削作業(穴埋め5つ)

問題3 〔特定建設資材〕再資源化後の材料名又は主な利用用途(記述式)
問題4

切土法面の施工(穴埋め5つ)

問題5 コンクリートに関する用語の説明(記述式)
問題6 盛土の締固め管理方法(穴埋め5つ)

選択解答

(どちらか 
1問題選択)
問題7

コンクリート構造物の鉄筋の組立
及び型枠(穴埋め5つ)

問題8 〔移動式クレーン作業及び玉掛け作業〕事業者が実施すべき安全対策(記述式)

選択解答

(どちらか 
1問題選択)
問題9 横線式工程表の作成(記述式)

※問題1~5は必須問題、問題6~9は選択問題で、問題6・7のうちから1問題、問題8・9の中から1問題選択。


〔出題傾向分析〕
本年度の出題傾向を分析すると、次のようになります。

経験記述:問題1

 経験した土木工事について、「工事名、工事の内容、施工現場における施工管理上の立場、現場で留意した技術的課題、検討した項目と検討理由及び検討内容、現場で実施した対応処置とその評価」を記述する、昨年同様の形式でした。

 また、今年度の経験記述のテーマは、「現場において工夫した安全管理(交通誘導員の配置のみに関する記述は除く)」又は「現場において工夫した工程管理」でした。過去に繰り返し出題されたテーマでしたので、事前に記述練習を行っていれば対応は十分に可能であったと思われます。

 したがって、経験記述の事前準備を十分に行い、問題2以降の時間を確保することができたかが、二次検定攻略のポイントの一つであったと思われます。

記述式問題:問題2~問題9

 「記述式問題」は、大部分が過去問題及び過去問題のアレンジ問題という内容であり、例年と同程度の難易度の試験内容であったと思われます。

 今年度の特徴としては、「問題3 特定建設資材の再資源化後の材料名又は主な利用用途」、「問題5コンクリートに関する用語の説明」、「問題6 盛土の締固め管理方法」、「問題7 コンクリート構造物の鉄筋の組立及び型枠」のように、一次検定で出題された内容が二次検定で重複して出題されている点があげられます。

 一次検定で学んだ知識を二次検定で活用する能力や一次検定で学んだ知識を文章で表現する能力が問われていました。したがって、一次検定と二次検定の出題項目の関係性を把握し、効率的な学習ができたかが、二次検定攻略のポイントの一つであったと思われます。

〔合格発表〕
一次検定(後期)… 2023年11月30日(木)
一次検定・二次検定(受検者の内、一次検定)、
一次検定のみ
二次検定… 2024年2月7日(水)
一次検定・二次検定(受検者の内、二次検定)、
二次検定のみ

※技術検定に関する詳細は、試験元ホームページにてご確認ください。

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