日建学院で合格しました! 合格者インタビュー

甲斐 碧 さん

1級建築士 合格

甲斐 碧さん

20代/学生 天神校

「教科書と問題形式で整合性をとりながら勉強」

Q.資格を取ろうと思ったきっかけは?

建築業界に進んだからには1級建築士を取ろうと思っていました。勉強時間の確保を考えると、学生や社会人1・2年目の時間があるときに取得した方がいいかなと思い、資格取得を目指しました。 また、現在住宅設計をしているのですが、お客さんと1対1で話す機会が多く、一生の買い物をするお客さんにとって、自分のように見た目が若い人に任せるのは不安になるかと思います。もちろん技術面や提案力も必要ですが、資格を取得することで少しでも安心してもらえるのではないかと思いました。

Q.日建学院に通ってみていかがでしたか?

とても良かったですね。設計製図の詳細図を他社さんと比べたときに、どちらも合格する内容で描かれていたのですが、より詳しくより実務的に描かれていたのは日建さんでした。図面の描き方や問題の内容も日建さんの方がより本番を想定して作っているなと思いました。教材も見やすくて、あちこちに分散するのではなく、知りたい内容がページを開いたときにしっかり載っていて、教材も問題も自分に合っているなと思いました。

Q.1番難しかったことは?

学科では構造ですね。なかなか点数が伸びなくて、本当に根本から理解しないと解けないなと思いました。昨年、独学していた友達と一緒に受験したのですが、その方は構造以外全て余裕で足切りクリアしていたのに、構造だけが届いていませんでした。やはり構造は独学でチャレンジするには限界があるなと思います。 その点、日建さんの映像講義の構造担当の方がとっても分かりやすかったです。ただ淡々と教えるだけではなく、実際のものを使用しながら「この発想があったらこの計算式に辿り着きます」と、少し寄り道しながら教えてくれたのが良かったです。生徒が理解しやすい言葉遣いで、解答用紙にはないような生徒に寄り添った教え方をしていただいたおかげで、構造の理解力が一気に変わりました。自分1人だと構造は厳しかったなと思います。

Q.学校以外での勉強方法は?

学校が始まる前の時間がある時に、学科5科目分の教材に全て付箋を付けてぱっと調べられるようにしました。目次を見れば「鉄筋工事は〇ページ」と書いてありますが、試験直前になると勉強時間も限られると思うので、少しでも効率良く勉強できるように初めに取り掛かりました。その後はひたすら教科書を読んで、問題を解いて、正解も不正解も教科書で確認するということを繰り返し行っていました。教科書の内容がどのような問題形式になっているのか整合性をとりながら勉強していました。ただ暗記するのではなく、細かい計算もどのように計算してこの解答に至っているのか根本的に理解するよう意識していました。 また、学校から宿題が出されますが「やらないといけない」「宿題を終えたらひと段落」という脳になってしまうのが嫌だったので、「1~10ページをしてきてください」と言われたら、20ページまでと必ずプラスαで勉強していました。「宿題」という意識ではなく、自分が合格するために勉強し、次回の授業を自分がより理解できるように予習復習していました。

Q.今後の受験者へメッセージを!

1級建築士受験をする方は、仕事の業務もたくさん割り振られているでしょうから、なかなか勉強時間を確保できないと思います。「平日は2時間、休日は4時間勉強する」とあまり時間にこだわり過ぎず、2時間で勉強する内容を1時間でするなど、質にこだわって勉強をしてほしいなと思います。 また、人によっては学校に来て、映像授業を観て、宿題と提出課題をして帰る方もいますが、勿体ないなと思います。ただ学校に行くだけでは合格しないので、あとは自分自身でいかに他の人と違うことをできるかだと思います。製図の時はいつも先生を捕まえて、質問をし過ぎて先生を困らせていました(笑)製図は大ベテランの先生で、本当に分かりやすかったです。最初は怒られることもありましたが、試験前になると褒めてくれました(笑)今年、2級建築士の講師をさせていただいているのですが、自分の生徒さんにも分かりやすいと思っていただけるよう頑張ります。

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