2024年度1級土木施工管理技士
二次検定 解答試案・総評

1級土木施工管理技士 二次検定 解答試案・総評

二次検定 解答試案・総評

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もれなく差し上げます!

日建学院では、ご希望の方に2024年度1級土木施工管理技士二次検定の「日建学院オリジナル解答試案」を差し上げています。

解答試案

※画像は、過年度のものになります。

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※解答試案について

解答試案は当学院が独自に行うものであり、試験実施機関である一般財団法人 全国建設研修センターとは一切関係がありません。

総評

二次検定の出題総数は11問、昨年と同じく問題1~3は必須解答、選択問題(1)と選択問題(2)は各々4問の中から2問選択解答という形式で出題されました。

出題形式

令和6年度 令和5年度
問題1 経験記述(必須) 経験記述(必須)
問題2 必須問題 必須問題
問題3
問題4 選択問題(1)
(2問選択解答)
選択問題(1)
(2問選択解答)
問題5
問題6
問題7
問題8 選択問題(2)
(2問選択解答)
選択問題(2)
(2問選択解答)
問題9
問題10
問題11

経験記述

受検者自身が経験した土木工事を1つ選び、その「工事概要」及び「安全管理」と「施工計画」の2テーマについて、それぞれ「現場状況、技術的課題、検討項目」を8行、「対応処置とその評価」を8行で記述する形式で出題されました。昨年と比べると、記述欄が3つから2つに減ったこと、記述行数が27行から16行に減ったこと、それを2テーマ分記述しなければならないことから、準備していた記述をまとめ直すのに相当な時間を費やしてしまったのではないかと思います。

安全管理については、最近では令和3・4年に連続出題されており定番テーマといえますので、こちらは難なく回答できたと思います。施工計画については、平成5年以来31年ぶりの出題でしたから新規問題といっていいでしょう。ほとんどの受検者が驚いたと思いますが、施工計画は工程面、品質面、環境面などから多角的に記述テーマを取り上げることができますので、例えば品質管理等の記述文章を準備して試験に挑んだ受検者は、文章の調整に苦慮したものの対応できたのではないかと思います。

必須問題

【問題2】では"安全ネットの構造等の安全基準"に関して穴埋め問題が出題されました。解答案は次のとおりですが、かなりの難問と判断します。

(イ)強度(ロ)衝撃(ハ)1(年)(ニ)引張(ホ)垂直

【問題3】は、"元請業者が作成する施工体制台帳に関し「建設業法」及び「入札契約適正化法」の定め"を5つ書き出す問題でした。一次検定では出題されていた内容ですが二次検定での出題は初めてでしたので、元請勤務の受検者でも自信をもって5つ回答できた方は少なかったのではないでしょうか。

選択問題(1)

昨年同様、すべて語句穴埋め問題として出題されました。

【問題4】は"暑中コンクリートの打込み時の留意点"に関する出題でしたが、特に(ハ)(ニ)は難問でした。

【問題5】は"土の締固めにおける試験及び品質管理"に関する出題でしたが、こちらは特に(ホ)は難問でした。

【問題6】は"移動式クレーン作業の安全"に関する出題でした。基本的な出題内容でしたので全問正解できた方も多いのではないでしょうか。

【問題7】は"情報化施工"に関する出題でした。一次検定でも近年頻繁に問われている内容でしたが、正解語句は実務に携わっていてもスムーズに出てくるものではありません。かなりの難問だったと思います。

 【問題4】(イ)スランプ(ロ)1.5(時間)(ハ)一体性(ニ)凝結(ホ)35(℃)

 【問題5】(イ)最適含水比(ロ)(ハ)シルト(ニ)性能(ホ)施工当初

 【問題6】(イ)開始前(ロ)傾斜角(ハ)定格荷重(ニ)最大限(ホ)合図

 【問題7】(イ)電波(ロ)5(衛星)(ハ)オフセット(ニ)中断(ホ)走行軌跡

選択問題(2)

すべて文章で答える記述式問題として出題されました。

【問題8】は"切梁式土留め支保工内の掘削"にあたり、①掘削順序、②過掘りの防止、③場内排水、④漏水、出水時の処理について、「留意点又は実施方法」の記述が求められました。本問は令和4年の類似出題で①④が問われています。
又、管布設等の開削工事経験者であれば、経験則である程度解答できそうな内容でもあるため、類似工事の経験者は有利だったと思います。

【問題9】は"コールドジョイントの発生防止"について、「打込み又は締固めにおける対策2つ」の記述が求められました。こちらは得点源にしなければならない二次検定の定番問題といえます。

【問題10】は"足場の組立て等"について、点検者を指名して「作業を開始する前に点検させる事項について2つ」の記述が求められました。日常作業のなかでもよくあるシーンですから、それを思い出して書くだけでも十分正解を狙える問題です。選択した皆さんは自信をもって回答できたと思います。

【問題11】は"騒音・振動の防止"について「具体的な対策又は調査について5つ」記述が求められました。都市部や住宅街の現場では必ず直面する問題ですので、経験の浅い受検者でも2~3つは書き出せるのではないかと思います。
しかし5つ書き出すことはなかなか難しく、実務経験の差が出やすい問題だったと思います。

解答試案については下記申し込みフォーム又は最寄りの日建学院各校までお問い合わせください)。

合格発表日は、令和7年1月10日(金)です。
令和5年度の二次検定全国合格率は33.2%でした。

受検者の皆様が,この価値ある国家資格に合格されることを心からお祈りいたします。

二次検定 対策講座

二次

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※各校によって日程や通学日が異なりますので、詳細は日建学院各校へお問合せください。

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