2024年度2級土木施工管理技士
【後期】一次検定 解答速報

即日WEB採点サービス

一次検定

実際の試験で解答した番号と必要事項を入力してください。
当学院ホームページで「即日WEB採点」し、採点結果をメールにてお知らせします。

プレゼントアイコン一次検定 問題・解答解説集プレゼント!

無料ご希望の方全員にもれなく差し上げます!

日建学院では、ご希望の方に2024年度2級土木施工管理技士一次検定問題・解答解説集を差し上げています。

※12月上旬頃の発送予定

解答試案

※画像は、過年度のものになります。

プレゼントお申込み

プレゼントアイコン二次検定 解答試案プレゼント!

無料ご希望の方全員にもれなく差し上げます!

日建学院では、ご希望の方に2024年度2級土木施工管理技士二次検定の「日建学院オリジナル解答試案」を差し上げています。

解答試案

※画像は、過年度のものになります。

プレゼントお申込み

※解答試案について

解答試案は当学院が独自に行うものであり、試験実施機関である一般財団法人 全国建設研修センターとは一切関係がありません。

2級土木施工管理技士
一次・二次検定対策講座

一次・二次

  概要

初学者・学習経験者対象

  • 通学講座・Web講座
  • 一般教育訓練給付金適用

ストレート合格パック

年間を通して受検対策を準備される方へ

年度内に実施される受検機会すべてに準備をするパックです。前期試験で一次合格を勝ち取り、後期試験で二次合格の為の一次振り返り学習も同時進行させてストレート合格を目指します。

初学者・学習経験者対象

  • 通学講座
  • 一般教育訓練給付金適用
  • 人材開発支援助成金適用

一次・二次コース

受検対策のための充実したカリキュラムで合格力を養う

わかりやすいオリジナル教材、要点を抑えた講義&テストと理解度を確認する学習サイクルで、効果的かつ効率よく学習を進め、万全の受検体制を整えます。

一次

  概要

初学者・学習経験者対象

  • 通学講座・Web講座

一次コース [2025年6月試験向け]

理解度を高める「オリジナル教材」と、理解しやすい「映像講義」

一次コースは、年2回実施される一次試験に対応した受検対策講座です。
解りやすさを追求した受検対策テキストは「図版が多く理解しやすい」と全国各地の工業高校でも使用されています。また、講座開講までの自宅学習用教材にもマンガで学べる副読本を含むなど講義内容の理解度を高めるオリジナル教材を使った学習システムで、効果的かつ効率よく学習を進め、合格力を養います。

二次

  概要

初学者・学習経験者対象

  • 通学講座・Web講座

二次コース

二次検定に必要な知識の養成と文章力及び解答力を習得する

経験記述の書き方や、記述式問題対策に必要な文章力、知識等を養成し、二次検定合格を目指します。

2級土木施工管理技士 コース一覧

総評

2024年10月27日(日)に2級土木施工管理技術検定(種別:土木)「一次検定・二次検定」,「一次検定のみ(後期)」,「二次検定」が実施されました。

【一次検定(後期)】

今年度の一次検定(後期)は,全体的には過去問題を主体とした問題が多く出題されていましたが,新規分野の問題が新たに5問追加されました。この新規分野の問題は,試験問題の見直しについて試験実施機関が事前に公表していた土質工学,構造力学,水理学の分野からの出題となり,苦戦した方も多かったと思われます。よって,全体的な試験の難易度は,昨年の一次検定(後期)と比較し,「やや難しい」内容の試験であったと思われます。受験された皆様が試験に合格されることを心からお祈りいたします。

〔出題形式〕
必須問題が5問題追加され,出題数66問題必須解答数45問題となり,昨年と異なる出題数となりました。(参考:2023年一次検定(後期):出題数61問題,必須解答数40問題)

問題No 分野 項目 出題数 解答数 解答形式
No.1~5 工学基礎 土質工学,構造力学,水理学 5問 5問 必須解答
No.6~16 土木一般 土工,コンクリート工,基礎工 11問 9問 選択解答
No.17~36 専門土木 コンクリート構造物,鋼構造物,河川,砂防,道路,上水道,下水道,ダム,海岸・港湾,トンネル,鉄道,地下構造物 20問 6問
No.37~47 法  規 労働基準法,労働安全衛生法,建設業法,河川法,建築基準法,道路法,騒音規制法,振動規制法,港則法 11問 6問
No.48~58 施工管理 測量,契約・設計図書,施工計画,工程管理,安全管理,品質管理,建設機械,公害関連法令 11問 11問 必須解答
No.59~66 施工管理法
(基礎的な能力)
施工計画,工程管理,安全管理,品質管理 8問 8問
66問 45問

〔出題傾向分析〕
No.1~5:工学基礎

試験問題の見直しについて試験実施機関が事前に公表していた土質工学,構造力学,水理学の分野から出題されました。「№1土の構成」,「№2土粒子の粒度区分」については,土木一般の知識で一部対応することが可能な内容となりましたが,「№3単純梁」,「№4逆T型断面の図形の図心」,「№5ベルヌーイの定義」に関しては,構造力学及び水理学に関する知識が必要な問題となり,難易度の高い問題であったと思われます。ただし,№1~№4の問題は,令和6年度の一次検定(前期試験)のアレンジ問題であり,過去問対策を実施した方は得点することが可能な内容であったと思われます。

わからない問題に固執せず,全体の試験問題を見た上で解答できそうな分野から解いていくなど,試験時間を有効に活用できたかが,「工学基礎」分野のポイントであったと思われます。

No.6~16:土木一般

出題傾向に大きな変化はなく,全体的に過去問をベースとした問題が多く出題されました。問題で問われている内容も基本的なものが多く,比較的取り組みやすい問題が大半を占め,今年度の「土木一般」は,例年と同程度の難易度であったと思われます。「№10コンクリートに用いられる混和材料」は,解答が絞りにくくやや難しい問題となりましたが,「№6土工作業の種類と使用機械」,「№9軟弱地盤の対策工法」,「№15場所打ちコンクリート杭の工法名と主な資機材」等は,過去に繰り返し出題されており確実に得点したい問題であったと言えます。比較的取り組みやすい問題で得点を重ねることは,試験対策上,非常に重要となります。選択解答した問題については必ず正解し,得点の確保を図れたかが「土木一般」分野のポイントであったと思われます。

No.17~36の専門土木

「No.17鋼材」は,解答が絞りにくい難易度の高い問題となりましたが,その他の問題は基本的なものが多く,応用力が必要な問題は出題されませんでした。また,専門土木の大部分の問題は過去問題からの出題であり,十分な学習を実施して試験に臨んだ方は,得点することは十分可能な出題内容でした。よって,今年度の「土木一般」は,例年と同程度の難易度であったと思われます。この専門分野は難しく感じる方も多く受検者を悩ませる科目となりますが,20問中6問解答と選択幅が広いため,ご自分が携わったことのある工種を中心に学習を行い,その専門分野の問題を確実に得点することができたかが,「専門土木」分野のポイントであったと思われます。

No.37~47:法規

労働基準法,労働安全衛生法,建設業法,河川法,建築基準法,道路法,騒音規制法,振動規制法,港則法からの出題となり,火薬類取締法に関する問題は出題されませんでした。問題で問われている内容も基本的なものが多く,解答が絞りやすい問題が大半を占めました。よって,今年度の「法規」は,例年と同程度の難易度であったと思われます。なお,「No.42河川法」の問題は,細かな内容が出題されており,内容を深く理解していないと解きにくい問題となっています。法規は学習量で差がつく分野となりますので,勉強時間を確保し法律特有の表現に慣れ,細かな数値や類似の用語の違いを設問肢から見定めることができたかが,「法規」分野のポイントであったと思われます。

No.48~58:施工管理

「No.52施工計画作成」は,解答が絞りにくく受験生を悩ませる問題でしたが,その他の問題は過去問をベースとした問題が多く出題されており,今年度の「施工管理」は,例年と同程度の難易度であったと思われます。「№48トラバース測量」,「№53保護帽の使用」,「№56レディーミクストコンクリート」のように,実務と強く関連し,現場の経験や常識的な判断から解答を選択可能な問題も出題されていました。また,過去によく出題され,難易度がそれほど高くない問題「№49設計図書」,「№53建設リサイクル法に定められている特定建設資材」も出題されています。ケアレスミスをしないで確実に得点の確保を図ることができたかが,「施工管理」のポイントであったと思われます。

No.59~66:施工管理法

全体的に過去問主体で出題されていましたが,過去問題のアレンジ問題や数値を覚えていないと解答できない問題も出題されており,今年度の「施工管理法」は,例年と比べやや難しい内容であったと思われます。また,昨年同様,「適当なもの・正しいもの」を求める問題以外に,「適当なものの組合せ」を求める問題,「正しいものの数」を求める問題も出題されており,解答する上で十分な注意が必要でした。施工管理法は,原則として設問肢全ての正誤を判断する能力が問われる問題となりますので,今まで学んだ知識をベースとして,一肢ずつ正確に判断する能力,問われ方に合せて臨機応変に対応する能力を発揮できたかが,「施工管理法」のポイントであったと思われます。

【二次検定】

〔出題形式〕
経験記述が1問題,記述式問題が8問題,合計9問題出題され7問題を解答する,昨年と同様の形式で出題されました。ただし,問題1の経験記述の出題内容が変更されました。

種別 分野 出題数内訳
二次検定

経験記述 問題1 あなたが経験した土木工事を1つ選び,工事概要を記述したうえで,「品質管理」及び「工程管理」に関し,〔設問1〕,〔設問2〕を記述する。 必須解答
記述式問題

問題2

建設工事における労務及び資機材の調達計画
(穴埋め5つ)

問題3 土の締固め度を測定するための試験方法又は特徴
①砂置換法,②ラジオアイソトープ(RI)法 (記述式)
問題4

コンクリートの打込み又は締固め(穴埋め5つ)

問題5 軟弱地盤対策の工法の特徴(記述式)
問題6 土の原位置試験とその結果の利用(穴埋め5つ)

選択解答
(1問題選択)

問題7

鉄筋の組立,型枠及び型枠支保工の品質管理
(穴埋め5つ)

問題8 〔土止め支保工の組立作業〕
事業者が実施すべき労働災害防止対策(記述式)

選択解答
(1問題選択)

問題9 工程表の特徴 ①横線式工程表,②ネットワーク式工程表(記述式)

※問題1~5は必須問題,問題6~9は選択問題で,問題6・7のうちから1問題,問題8・9の中から1問題選択。

〔出題傾向分析〕
本年度の出題傾向を分析すると,次のようになります。

経験記述:問題1

「経験記述」は,出題形式が次表のように変更され受検生を悩ませる問題となり,例年と比べ難しい試験内容であったと思われます。試験実施機関より試験問題の見直しについて事前に公表されていましたが,戸惑った受検生が多かったと予想されます。過去問で出題されている経験記述問題の作成を通して事前準備を十分に行い,その力をベースとして設問の変化に臨機応変に対応できたかが,今年度の経験記述のポイントになると思われます。

  2023年 2024年
経験記述
(問題1)
あなたが経験した土木工事の現場において,工夫した「安全管理(交通誘導員の配置のみに関する記述は除く)」又は「工程管理」のうちから1つを選び,以下の〔設問1〕,〔設問2〕を記述する。 あなたが経験した土木工事を1つ選び,工事概要を記述したうえで,以下の〔設問1〕,〔設問2〕を記述する。
設問1 工事名,工事の内容,施工現場における施工管理上の立場 工事概要 工事名,施工現場における施工管理上の立場,工事の内容
設問2
  • (1)特に留意した技術的課題【7行】
  • (2)技術的課題を解決するために検討した項目と検討理由及び検討内容【9行】
  • (3)現場で実施した対応処置とその評価【9行】
設問1

記述テーマ:品質管理

  • (1)具体的な現場状況と特に留意した品質管理上の技術的課題【7行】
  • (2) (1)で記述した技術的課題を解決するために検討した項目とその対応処置【7行】
設問2

記述テーマ:工程管理

  • (1)施工条件や現場周辺の状況の観点から,工程管理上,留意した事項【7行】
  • (2) (1)で記述した留意事項に対して講じた対策とその理由【7行】

記述式問題:問題2~問題9

「記述式問題」は,大部分が過去問題及び過去問題のアレンジ問題という内容でしたが,「問題3 土の締固め度を測定するための試験方法又は特徴」は新規出題問題であり,受検生を悩ませる問題となりました。よって,今年度の「記述式問題」は,例年と比べやや難しい内容であったと思われます。また,「問題5 軟弱地盤対策の工法の特徴」,「問題8 土止め支保工の組立作業における事業者が実施すべき労働災害防止対策」,「問題9 工程表の特徴」の問題は,一次検定で学んだ知識を文章で表現する力が問われる内容であり,キーワードとなる語句や数値を解答文章に記載し解答を作成できたかが,ポイントになると思われます。

〔合格発表〕

●一次検定(後期)…2024年12月4日(水)
一次検定・二次検定(受検者の内,一次検定),一次検定のみ

●二次検定…2025年2月5日(水)
一次検定・二次検定(受検者の内,二次検定),二次検定のみ

お気軽にご相談ください

日建学院コールセンター

フリーコール0120-243-229

受付時間 10:00~17:00
(土日・祝日・年末年始を除く)

ページトップに戻る