「全国高等専門学校デザインコンペティション」(通称「デザコン」)は、
全国の高等専門学校の学生によって毎年行われている競技で、ロボコン(ロボットコンテスト)をはじめとする高専イベントと並び、全国47校の高専におけるメインイベントのひとつです。
現実の場所を想定した空間の設計を課題とする空間デザイン部門、橋梁をモデルとした構造の設計を課題とする構造デザイン部門、地域社会の課題を発見し解決していくためのプロジェクトを問う創造デザイン部門、身近な生活環境の課題解決を3Dプリンタによる制作物で提示するAM(Additive Manufacturing)デザイン部門、さらに3年生以下の学生を対象とした入門的性格のプレデザコン部門の5部門で競い合います。
長い月日をかけて準備された作品、その各競技の審査過程・作品ごとの講評も掲載し、全応募作品を網羅したofficial bookがここにあります!
株式会社建築資料研究社は
2013年米子大会より
official bookを出版しています。
大会主旨
デザコン・メインテーマ
『 session-新しい協働の形 』
全国の高専生(高等専門学校)が集い、白熱した戦いが毎年このデザコンで行われています。2023年舞鶴大会は京都府舞鶴市に全国の高専生が集い、熱戦が繰り広げられました。様々な社会的課題に対して、専門的な知識を活用したモノづくりやプロジェクト、次世代の最先端ツールなどを通して高専生ならではの視点で解決していくのが、この大会の最大の特徴です。このofficial bookを隅々まで読めば、デザコンの熱狂を味わえます!
大会全体テーマとして「session-新しい協働の形」を掲げた2023年のデザコンは、様々な意味をもつテーマ「session」を各々で解釈し、「融合」「混合」などを主題として捉え、 挑戦した作品が全国から集結!
出版年月日 2024/05/1
ISBN 9784863589377
判型・ページ数 B5・160ページ
定価 1,980円(本体1,800円+税)