#日建人04 コンテンツ制作 大口一樹
- 「映像の日建」から「合格の日建」へ。
- 映像も日建も前進しつづける。
コンテンツ制作
大口 一樹KAZUKI OOGUCHI
熱い想いで常に革新的な映像技術に挑戦し続ける、日建学院の次世代を担う映像ディレクター。
01撮影から編集まで、
すべてをディレクションするやりがい
日建学院最大の特徴である映像の制作に携わっています。スタジオ収録やPR動画の企画・制作などのディレクション。各資格の試験当日の夜に、YouTube上で試験の正解をお届けする『解答速報』の番組制作も手掛けています。
映像制作というと、カメラマンや編集マンなど技術ごとに専属のスタッフがいるのが一般的ですが、日建学院ではすべて一貫して、ひとりの担当者が行います。大変ではありますが、映像の修正や更新の際にもスピーディーに動けるので、より早く正確に最新の映像配信をお届けできる強みがあります。
もちろん、複数人のスタッフと連携する大掛かりな番組収録やロケもありますが常に心がけているのは「もう一度一緒に仕事をしたい」と思ってもらえる仕事人であること。社内外問わず、畑違いの分野の人ともプロジェクトについて突き詰めて育てる感覚をもちたい。そのために「和を以て貴しとなす」の精神を大切にしています。
お互い納得いくまでとことん突き詰める。大事なのは「同調」ではなく「協調」なのだと思っています。人との絆を大切にし、助けてもらうことがあれば自分も機会を見つけて恩返しする。そんな心づもりで仕事に励んでいます。
02産みの苦しみの先にある、
誰かの役に立てた喜び
大学生の建築サークルに密着取材をしたドキュメンタリー映像や、日建学院創立50周年の歩みをまとめたVTRなど、講義以外の映像制作にも数々携わってきました。中でも印象に残っているのが、2019年からスタートした1・2級建築士「解答速報」番組ですね。試験終了時から即座に正解を導き出し、かつ当日中にYouTubeでライブ配信をするので、とにかく時間との勝負。これを企画・ディレクションしたのです。
なかなか正解が出せない問題があり、ライブ配信時間内にちゃんと発表できるかどうか、という場面もあったので終始胃がキリキリしていました(笑)。初めての試みだったので視聴者数の心配もありましたが、フタを開けてみると6~7割以上の受験生が視聴してくれて、続く第2弾・第3弾の生配信ではほとんどの受験生が視聴してくれるという結果に!動画内チャットに書き込まれた「日建さん、無料でこんな良い番組を作ってくれてありがとう!」というコメントには、思わず目頭が熱くなりましたね(笑)。
自分の企画・ディレクションした番組が形になったことももちろんですが、視聴してくれた人が本当に欲しかった情報を伝えられたことが、なによりうれしかったです。企画に乗ってくれた収録・企画・解答出しのスタッフにはただただ感謝です!
映像制作の難しさを感じるのは、なかなか良いアイディアが降りてこない時。毎回工夫をこらした見せ方のプランを立てて編集に臨むのですが、アイディアがわかない時は全然進みません。日中くたくたになりながら収録を終えて、夜から編集作業…そんなとき勢いに任せてしまうとダメですね。翌朝、編集した箇所を見直して、イチからやり直すことも(笑)。とはいえ、これも産みの苦しみなので過ぎ去ってしまえばいい思い出なのですが…。そんな苦労をしてできあがった動画をほめ言葉や感謝の言葉をもらったとき、何かの役に立てたと感じられるとき、一気に報われた気分になります。
03映像講義と緻密なサポートで
頑張る人を全力応援
「映像講義で合格できますか?」そんな質問を受けたら自信をもって答えます。「十分できます!」。合格のために必要なのは「良質な講義」と「学習するのに最適な環境」。先生が教壇に立って講義を進める生講義の場合、やはり人間なので教え方にバラつきが出るのは仕方ないことだと思います。
東京にカリスマ先生がいたとしても、北海道に住んでいる人がその先生の講義を受けに毎週わざわざ東京まで足を運ぶのは無理です。その点、講義を映像化してしまえば全国どこででも自分の好きなタイミングで、カリスマ先生の講義を受けられます。しかも、教室に通学して講義を受けられるので、学ぶための学習環境もばっちりです。自習室も用意されています。
とはいえ、講義を受けさえすれば必ず合格するなんて、そんな資格はありません。ご自身の努力は相当必要なわけで、そのために日建学院は頑張るみなさんをサポートする体制を整えているのです。
受講生のほとんどは、多忙な社会人や大学生。通勤・通学時などのちょっとしたスキマ時間でも勉強できるスマホ配信や、持ち歩くための教材など、日建の教材や映像講義は経験と実績で培われた工夫が満載です。勉強時間の確保が難しい多忙な現代人の生活スタイルに「いつでも勉強できる」映像講義や各種教材はマッチしているんじゃないかな、と思います。
04時代の流れの中、
ブレない芯を未来へつなぐ
映像へのこだわりならいくらでも語れますが、もちろん肝心の講義の中身が伴っていなければ意味がありません。その上で映像講義の制作にあたっては、受講生にとっていかにわかりやすいか。どうやったら伝わりやすいか。
文字テロップひとつにしても、色使いやフォントなど細部に渡って試行錯誤の連続です。よいアウトプットのためには、よりよいインプットが重要なので、TV番組でも街中で見かけるポスターでもなんでも「カッコいいな、面白いな」と感じたものはメモに残してストックするように心掛けています。意外なところからヒントを得ることも多いですね。
今でこそe-ラーニングが主流になりつつありますが、日建学院が講義に映像を取り入れたのはもう40年以上も昔の話。常に革新的なことに挑戦し続けたからこそ、今日の日建学院があるのだと思います。
私たちはSNSや動画配信サービスを通じて、映像に対する意識が大きく変わった世代です。これからも諸先輩方の知恵と努力を継承しながら新しい映像技術を取り入れ、また時代に合った見せ方で受講生に寄り添っていきたいです。さらには、培ったスキルを次世代に引き継いでいくことも大事な使命かな、と。
これから資格取得に向けて勉強するみなさんの中には、独学で勉強しようか、学校へ通うにしても生講義がいいか映像講義がいいか、などと迷われる人もたくさんいると思います。十分に吟味し、自分に一番合う学習法を見極めて学習に臨んでくださいね
そして、数ある選択肢の中から日建学院を選んでもらえたら…とてもうれしいです! これからも試験に役立つ情報やよりよい学習環境づくりを目指していきますので、一緒に合格を目指しましょう。