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週刊濱崎塾(毎週月曜日更新)

今週のアドバイス(2020.02.03)

問題を解いてみよう!(構造力学1回)

先週は失礼しました。インフルエンザに罹ってしまった。流行っているとはいえ、油断した。みなさん、体調管理には気をつけよう!
ということで、今回は、「問題を解いてみよう!」構造力学だ。

力学では、基本的な問題だぞ。チャレンジしてみてくれ。特に前回の質問内容を思い出して最終的な解答を導き出してみてくれ。

図のような荷重を受ける単純梁の支点Bに反力が生じない場合の荷重をそれぞれP1P2としたとき、それらの比P1P2を求めよ。

★支点Bに反力が生じない。これをヒントに支点Aを中心としたΣMA=0で計算してみよう!







ΣMA=0より、次の式をたてることができるはずだ。

-P1×2m+P2×1m=0 ※支点Bの反力は0なので、式には出てこないぞ。
2P1=P2

みなさん、ここまでは計算できると思う。ここから比に直せるかどうかが重要で、前回の質問に関わってくるところだね。次に示すことを参考にしながら比に直せるようにしよう。

  • ①2P1=P2
    P1=P2/2 → P1P2の半分(P2P1の2倍)
    P1P2=1:2 となる。
  • ②2P1=P2 内項の積=外項の積より、
    P1P2=1:2 となる。(前回の質問コーナーを参考にしてみてくれ)
  • ③2P1=P2
    上記の式、イコールで成り立つ意味を考える。
    左辺と右辺は同じ大きさでないとイコールでむすばれないので、
    左辺を考えると、P1が1であれば、2×1=2となる。
    右辺を考えると、P2が2であれば、2=2となって、イコールが成り立つ。
    P1P2=1:2 となる。

以上、比の直し方は、様々な考え方から導き出せる。必ず、比に直せるようにしておいてくれ。例年、上記のように最終段階まで解答は出ているのに、比に直せないだけで得点に結びつかない受験生が大勢いるぞ。確実に解答できるよう、今のうちに理解しておこう!

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