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今週の質問(2020.02.03)

排水するときに「ます」を設置しますが、種類によって使い方が異なるのですか?

まず、ますを設置する目的は、泥などが詰まることを防止し排水管の流れをスムーズにすること、容易に清掃できることだ。
次に、ますを設置する場所は、排水管の起点、屈折点、会合点、排水勾配が変化する箇所、清掃上適切な箇所、排水管の接続箇所などで、排水の合流するところや配管の曲がるところに必要なんだね。
ここでは良く出題される「排水ます」の種類を紹介するぞ。

●ためます
雨水用の排水ますで、ますの下部に泥だめを設ける。泥だめは、雨水中の土砂や枯葉などのごみを沈殿させ、配管がつまらないようにするため、深さ15cm以上必要である。

ためます(雨水ます)

●インバートます
汚水または雑排水用の排水ますで、汚物などの固形物がスムーズに通過できるように、底部に排水誘導用の半円形の溝インバート)があるもの。

インバートます

本試験では、約2年置きに出題されるから、重要なところだぞ。
地中に設置するものなので、目にした事がなく分かりにくいかもしれないが、ますの名称・種類はきちんと理解しよう。用途を理解する(雨水用か、汚水用か)ことで覚えられるぞ。

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