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まずは、建物に積載荷重がある場合を見てみよう。

上の図のように、積載荷重があると、建物全体の重量が大きくなり、水平力に対して転倒しにくくなり、抵抗力が高くなるんだ。

一方、積載荷重がない場合、下の図のように建物の重量が軽くなり、水平力に転倒しやすく不利になるぞ。

だから、建築物の転倒等を検討する場合、積載荷重を減らした数値（不利になる状態）で転倒の検討をするんだ。

文章だとわかりにくい時は、簡単に図を書いて間違えないようにしよう！