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建築業界サポートのパイオニアの今までとこれから
日建学院の母体である建築資料研究社(東京都豊島区、馬場栄一社長)が2019年で50周年を迎えます(1969年8月創立)。当社は半世紀をかけて、北は北海道から南は沖縄まで、全国に67拠点、直営109校公認校135校の合計244校を開設し、建築業界を目指す人々の夢を徹底的にサポートしてまいりました。
この歴史の中で蓄積してきたノウハウとスペシャリストのスキルこそが我々の大黒柱です。
「映像教育」システムは、全国のどこにいてもまったく同じ環境で受講できる、というのが一番の特徴です。CGやアニメーションなどを柔軟に盛り込み、視覚と聴覚の感覚機能を刺激することで、設計や現場の実務経験がなくても頭と心に残る内容に仕上げています。
さらに時代に対応した「受講スタイル」も多様です。好きな時間に通学して集中学習する通学形式。仲間と切磋琢磨する集合形式。場所にかかわらずインターネットによる映像を通して学ぶウェブ形式。一部はスマートフォンにも対応しており、自宅における補助学習も可能です。
「オリジナルテキスト」については、今までのノウハウを礎にしつつ、常に最新情報を敏感にキャッチし、変化し続ける試験傾向に即した、とことん実践型となっています。実は当社は建築業界全体を支えてきた建築出版のパイオニアでもあります。経験豊かな精鋭スタッフが制作してきた専門書はすでに600種類を超えています。
ほか、どんな状況にも対応し、共に歩むアドバイザースタッフがいるなど「万全のサポート体制」があるのも当社の特長です。
こうして受講生をバックアップし続けてきた結果、1983年から17年度までの35年間における1級建築士合格者数は、日本国内合格者全体の57.6%にあたる11万3712人にのぼるまでになりました。
「人々の夢をとことん応援すること」。それが当社の使命であり喜びです。
そんな中で最近は建設産業界からも、深刻な人手不足、人材の教育・育成に関する様々な要望が相次いでいます。これを受けて、中・小規模の工務店などを対象に地域単位で集合研修を実施しています。また、新入社員教育に加えて、中途採用社員向けの教育などもニーズが高まっています。
また建築士法の改正に伴い2020年度から、建築士試験の受験資格から実務要件が撤廃されます。そのことで工業高校等に通学中の生徒たちにも資格取得のチャンスがでてきます。これを機により多くの人材が建設産業界に入職できるよう、当社は積極的に応援したいと考えています。
日建学院、建築資料研究社は、これからも人々の夢を応援し続けてまいります。