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週刊濱崎塾(毎週月曜日更新)

今週のアドバイス(2019.01.15)

仮設工事の出題ポイント

施工で、毎年必ず1問出題される「仮設工事」がある。文字通り「仮設」ということで、建築物が竣工した時には取り外さなければならない儚い分野だけど、その役割は非常に重要だ。なぜか?仮設工事は人命に関わる災害を防止する規定だからなんだ。

その仮設工事では、

  • ・高さが20mの枠組足場の壁つなぎについては、風荷重を考慮する必要がなかったので、垂直方向8m、水平方向7mの間隔で設けた。
  • ・単管足場の壁つなぎの間隔は、垂直方向5m、水平方向5.5mとした。

上記はいずれも正しい記述になるが、このように数値に関する出題が多く、特に、「壁つなぎの間隔」がよく出題されている。壁つなぎとは、躯体と足場を繋ぐ部材だけど、この壁つなぎが無かったり、規定通りの間隔で設置していなかったら、右図下図にあるように足場自体が倒壊してしまうからだ。

だからこれら数値が「誤りの枝」としてよく出題されているということなんだ。

枠組み足場

ミニ解説でワンチャン得点UP!? 2級建築士試験は『濱崎塾』におまかせ!♯_03

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