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今週のアドバイス(2019.01.28)
建築計画でよく出題される問題!
計画といえは、「建築史」を始めとして各種建築物の概要などを学習する「建築計画各論」や寸法や細部計画などの「計画一般」などがあるけど、その中で「住宅・集合住宅」でよく出題される、「コレクティブハウス」と「コーポラティブハウス」についてその覚え方をアドバイスしよう!
この2つの集合住宅は、類似名称のため、把握しづらく、さらに、名称と内容を入れ替えられて、誤りの解答枝によくなる問題の1つなんだよ。
コレクティブハウスとは、その語源は「コレクション」になる。つまり収集だね。昆虫採集がイメージできるけど、同じような昆虫がまとめられると考えてみよう。
コレクティブハウスとは、子育てや家事等の作業を複数の家族が共用の生活空間を設け、共同で担い合う共同居住方式の集合住宅なんだ。
なんとなく、繋がるよね!
次にコーポラティブハウスだ。その語源は、コープ(co-op)だよ。大学とか地域のマーケットによくある生活協同組合をイメージしてみて。つまり、資金などを出し合って建設・運営するということなんだ。
コーポラティブハウスとは、自ら居住するための住宅を建設しようとする人たちが協同組合等を設立し、協力して企画・設計から入居・管理まで行う方式の集合住宅なんだ。
類似用語の集合住宅でもその意味は全く異るよ。そして類似用語だからこそ把握しづらく、試験にも出題されやすくなっているんだ。出題元の意図(正確に把握しているか)に負けないようここでしっかりと把握することが重要だ!