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今週のアドバイス(2019.02.18)

構造力学について今後の学習方法も含めてアドバイスするよ。

「構造力学」の問題は、学科Ⅲ構造の中で25問中、例年約7問の出題がある。全体の約3割を占めてるけど、そこでこんなことを思った人はいないかな?
「力学はどうも苦手だし、きっぱり捨ててしまって、他の分野を完璧に得点すれば大丈夫かな?」

残念ながら、それは大きな間違だ!
もし、今、そのような考えを持っているなら、その考え方こそ、今すぐ捨てること!
よく「力学を制するものは、構造を制する」とも言われるように、合格者のほとんどが力学で高得点を挙げている事実を皆さんは知っておかなければならないよ。

「でも、計算は苦手だし、難しいし、どうやって勉強したらいいのか・・・」と悩んでいる君、下記の「構造力学の学習のヒント」を参考にしてくれ!
今、比較的時間の余裕のあるこの時期に「構造力学」を得意にしておくと、受験年度の勉強が格段に楽になるぞ。

<構造力学の学習のヒント>

  • 計算が苦手な方
    ⇒試験レベルの力学の計算は、基本的な「加減乗除」+αで十分。焦らずに、まずは、数学の基礎を学ぼう。
  • 計算間違いが多い方、基本問題が解けない方
    ⇒「構造力学」の勉強では、自分で自分が理解できていない点を把握することが大切だ。間違いをしたとき、何が原因か?を自分で必ず分析するとよいだろう。単なる計算ミスなのか、それとも公式や原理原則が理解できていないのか。そして自分がつまずいた箇所が分かったら、その分野を徹底的に「理解」する。そこを飛ばして新しい分野に進んでしまうと、必ず挫折するぞ。
  • 標準問題が解けない方
    ⇒基礎は理解できているのか?それさえ身についていれば、必ず解けるはずだ。前の分野に戻り、再度、基礎を学習し直す勇気を持ってくれ。皆さんには、まだまだその時間がある。焦らずに今は基礎を固めることが大切だ。

「構造力学」の学習は、試験に受かるためだけなく、将来、建築士となるべき人にとって最低限の知識として必要不可欠なものだよ。苦手意識に負けずに、がんばっていこう!

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