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週刊濱崎塾(毎週月曜日更新)

今週のアドバイス(2019.05.13)

「色温度」と「演色性」の違いをアドバイス!

目に感じる色には、光源色物体色がある。光源色は、光源の発する光が目に直接入射した時に感じる色で、物体色は、光源による光が物体を照らした時に感じる物体の色のことを言うぞ。光源色によって物体色は左右されるので覚えておこう!

光源色と物体色

この光源色の代表的な指標が「色温度」であり、物体色の代表的な指標が「演色性」になる。

「色温度」とは、光源が発する光の色を数値で表したもので、絶対温度で示される。色温度が低い光源の色は黄色や赤みを帯び、色温度が高い光源の色は青白くなる。これをまず把握しておこう!

色温度

一方、「演色性」とは視対象の色(物体色)をどの程度忠実に再現するかという光源の性質のことを言う。これは、昼間の自然光(太陽光)の下での色の見え方に近いほど演色性が良いとされているんだ。この演色性の良否は演色評価数で表され、その数値が大きいほど、光源の特性が自然光に近くなる。これも覚えておこう!

演色性

過去の本試験では、特に「演色性」の出題率が高い。「演色性は、物体色の見え方についての物体表面の性質である。」といった誤りの枝でよく出題されているので注意しよう。「演色性」は、「物体表面の性質」ではなく、「光源の性質」だよね!間違えないように気を付けよう!

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