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週刊濱崎塾(毎週月曜日更新)
今週のアドバイス(2019.07.08)
建築士とは!
令和元年の2級建築士学科試験が終わったね。結果については気になるところだけど、まずはこれまで頑張った自分をほめてあげよう。本当にお疲れ様でした!
みんなの最終的な目標は建築士になることだけど、「建築士」は「弁護士」や「宅建士」と同じ士業であり、「独占業務」であることを改めて意識してもらいたい。建築士の独占業務とは、もちろん「設計」や「工事監理」のことだ。これは資格を持っていなければ携わることができない。それだけ社会的責任が大きい業務であり、価値のある資格なんだよ。
そんな建築士試験の出典根拠の1つである建築基準法は、常に改正されている。その理由の1つには、大きな災害がある。災害にも負けない、より安全な建築物をつくるために、基準も日々見直されているんだ。さらに、残念なことだけど、データの改ざん事件など、建築士が起こしてしまった不祥事があると、今後そういったことが起こらないように法改正されることもある。
ここで、改めて建築士法2条の2を確認してほしい。
建築士法2条の2
建築士は、常に品位を保持し、業務に関する法令及び実務に精通して建築物の質の向上に寄与するように、公正かつ誠実にその業務を行わなければならない。
と規定されている。
資格を取得するのがゴールではない。資格を取得して、その社会的責任とともにスキルアップを図っていくことが重要だ。肝に銘じておいてくれ!