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週刊濱崎塾(毎週月曜日更新)

今週のアドバイス(2019.07.16)

本試験を振り返って!

今年度の2級建築士学科試験を総括してみよう!

計画・法規」については、基本的な問題が多く、各分野の本質を問われた問題や実務的な問題が出題されたね。「構造・施工」については、融合問題や数値を問われた問題が多く、資格保持者となるための幅広い知識が要求された問題だったね。難易度では、「計画・法規」は解答しやすく、「構造・施工」は解答に悩むような問題が多かったという印象だ。

近年の出題傾向は、省エネ、構造強度、職業倫理、バリアフリー、建築設備などの社会的に重要度が高い内容や、設計・工事監理について専門的・実務的な内容をテーマにした問題が多く、この傾向は今後も続くことが予想されるぞ。また、今年6月に大改正された建築基準法が施行された。法改正に関わる問題は、複数年にわたって必ず出題され、受験生が最新の法を意識しているかを問われる。
来年度、学科試験を受ける人は、その対策が今まで以上に必要となる。覚悟しておいてくれ!

以上のことから、来年度の受験対策として、過去問題の暗記だけに頼るのではなく、次のような対策が必要となる。

  • ①過去の出題内容を(問題文の暗記でなく)正しく理解すること。
  • ②その知識を少し掘り下げ、知識の幅を広げること。
  • ③多くの問題を解いて、応用力・解答スピードを身につけること。
  • ④TVニュースなどから、時事的な問題や、法改正の情報に耳を傾けること。

資格保持者に求められる資質を問う内容が、おそらく今後も出題テーマとなるので、「暗記から理解」の学習が必要になるぞ!

2級建築士学科試験は、決して満点が必要な試験ではない。確実に得点できる問題を1つでも多く増やし、その積み重ねで、各科目の基準点だけでなく、総合点を合格基準点まで持っていくことが重要だぞ!

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