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週刊濱崎塾(毎週月曜日更新)
今週のアドバイス(2019.11.11)
施工の出題ラインナップ!
今回は、施工の出題ラインナップを紹介するぞ!
- ●工事監理・施工業務:4問
- ●各部工事:18問
- ●用語・積算・測量:3問
- 合計25問
他の科目と同じく、原則として合格基準点は25点満点中13点になるぞ。
施工は、とにかく覚えることや暗記するべき数値が多い!それゆえに、苦手意識を持つ人も多いんだ。逆にいえば、得意科目に出来てしまえば、大きなアドバンテージになる科目だぞ!
■工事監理、施工業務などの現場状況についての問題
- →実際に工事現場で働いている人や現場を見る機会がある人は、勉強した内容と実物のイメージを結びつけて覚えよう!記憶が定着しやすくなるはずだ。
- →工事現場を見る機会がない人は、テキスト等に載っているイラストや写真を頼りに、暗記しやすいものから確実に覚えて、苦手意識を無くしていこう!
■コンクリート工事、鉄骨工事、木工事の主体工事についての問題
- →必ず各2問ずつ出題される。しっかりと学習すれば、大きな得点源になる範囲だ!
- →特に構造や建築材料についての問題は、「構造」科目の出題範囲とも関連しているので、合わせて理解を進めていこう!
■防水、タイル、塗装、建具等の内装・外装工事についての問題
- →これらは各1問ずつの出題になるが、とにかく出題範囲が広い。
- →全てを完璧に暗記するのはなかなか難しい。しかし、過去に出た問題を落とさないようにするだけで、答えはかなり絞り易くなるはずだ!過去問を繰返し解こう。
■用語・工法についての問題
- →施工科目全体の範囲から、用語や工法に対する知識が問われるため、この分野だけを学習する…というよりは、施工全体の理解を深めることが得点に繋がるぞ。
■請負契約などについての問題
- →発注者(建築主)、受注者(施工者)、監理者の関係性を理解しよう。契約を結ぶのは発注者と受注者であり、金額や工期等の契約内容に関するやり取りは、原則発注者と受注者で行うことになる。これをおさえるだけでも読み解きやすくなるぞ。
以上だ!
最近の施工の本試験は、ALCやECP(押出成形セメント板)等の新しい分野が積極的に出題されている傾向も見られる。過去2~3年の出題傾向は特におさえつつ、10年分の過去問を繰返し学習していこう!