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週刊濱崎塾(毎週月曜日更新)
今週のアドバイス(2019.12.23)
誤り問題を見抜け!(施工1回)
前回の施工の質問から下記問題を選択してみたぞ!誤りの問題を見抜いてくれ。
以下、正しい枝と誤りの枝を提示するので、どちらが誤りなのか、また、誤りの箇所がどこなのか。解るかな!
施工の仮設工事からだ!
- ①高さ2m以上の枠組足場の墜落防止措置については、原則として、「交差筋かいに加え、高さ15cm以上40cm以下の下桟、高さ15cm以上の幅木又はこれらと同等以上の機能を有する設備」又は「手すり枠」を設けなければならない。
- ②枠組足場(妻面に係る部分を除く。)からの墜落防止措置として、風荷重を受けるシート類は設けず、交差筋かい及び高さ10cmの幅木を設けた。
解説は、以下のように前回の質問と同じになる。
枠組足場においては、墜落防止のため「交差筋かい」に「下さん(高さ15cm~40cm)」または「幅木(高さ15cm以上)」を設置しなければならない。労働安全衛生規則563条。
ということで、「②」が誤りだね。墜落災害防止では、幅木10㎝では足りないんだ。
①の正しい枝がそのまま解説になるんだけど、長文になってるね。このように正しい枝は、その説明をするために問題が長くなるという傾向もあるぞ。
長文=正しい内容
これもデータとして言えることなので、覚えておくとよいだろう!