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週刊濱崎塾(毎週月曜日更新)
今週のアドバイス(2020.02.17)
誤り問題を見抜け!(計画3回)
「誤り問題を見抜け!」計画の第3回だ。
前回質問コーナーで紹介した「エアバリア・ダブルスキン」についての、出題実績を紹介しよう!誤りを見抜いてくれ。
- ①窓システムにおいて、日射による窓部からの熱負荷低減を図るため、ダブルスキン方式に比べて日射による熱負荷の低減効果が高いエアバリア方式を採用した。
- ②窓システムにおいて、日射による窓部からの熱負荷低減を図るには、一般に、エアバリアよりダブルスキンのほうが効果が高い。
「エアバリア・ダブルスキン」の比較の問題だね。整理していないと、本試験で迷うぞ!
①が誤りだ。そして、以下がその解説だぞ。熟読してくれ!
エアバリアは、窓付近に発生する熱負荷を、窓台から上方へ吹出す気流と天井内に吸込む気流とによるバリア効果で低減する方式である。また、ダブルスキンは、建築物の外壁全体をガラスで覆って二重壁とし、その間に外気を通して熱負荷を除去する方式である。一般に、ダブルスキン方式に比べて、エアバリア方式は、日射遮蔽による熱負荷の低減効果が低い。
以上、これらの問題は過去10年で3回出題されている。出題率が高いぞ。
差がつく問題の1つだと思ってくれ。
図と解説を照らし合わせながらその内容を把握すると、覚えられるぞ!