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週刊濱崎塾(毎週月曜日更新)

今週のアドバイス(2020.12.07)

令和2年度2級建築士設計製図試験合格発表!

令和2年12月3日(木)に、2級建築士「設計製図試験」合格発表があったね。合格率は53.1%。昨年が46.3%なので、6.8ポイントも上がり、昨年と比べると高い合格率だった。昨年が特に低い合格率であったので、例年の合格率に戻った感じだ。
新型コロナウイルスの影響の中、合格された皆様、おめでとう!

今年の設計課題は、「シェアハウスを併設した高齢者夫婦の住まい(木造2階建て)」であった。
採点結果のランクは、Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳの4段階あり、割合は次のように発表された。

ランクⅠ:53.1%(合格)
ランクⅡ:6.9%
ランクⅢ:32.6%
ランクⅣ:7.4%
((公財)建築技術教育普及センターより)

特筆すべきは、ランクⅢが多いこと。合格となる図面と不合格となる図面がはっきり分かれたという印象だ。
(公財)建築技術教育普及センターの発表では、『解答の傾向として、「未完成」、「設計条件の違反(要求室の欠落、外壁の仕上げ、階段の計画)」に該当するものが多かった。』とされている。
今年度は「矩計図」が要求されたことから、詳細部分の「作図力」の有無が合否の分かれ目になったかもしれないな。

さあ、これからは切り替えが必要だ。学科試験からチャレンジする人は、来年のこの時期、合格を勝ち取るためにギアを入れて対策をしていこう!
そして、設計製図試験を再チャレンジする人は、来年は鉄筋コンクリート造が予想される。木造とは違った対策が必要だぞ。
来年の「勝者」となるために、真正面から取り組もう!

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