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週刊濱崎塾(毎週月曜日更新)

今週のアドバイス(2021.03.22)

2級建築士学科試験の時間配分

今回は2級建築士の学科試験時間を確認しよう。
計画と法規は、午前の3時間で行われる。
構造と施工は、午後の3時間で行われる。

この午前と午後の試験には、目に見えない大きな落とし穴があるんだ。
まずは、午前の試験(計画と法規)からその落とし穴を説明しよう。

3時間で行われるから、最初の90分を計画に、残りの90分を法規にと考えるのが一般的だけど、法規は法令集を引いて回答するので時間がかかると考え、少し法規に時間をかけようと考えるのがセオリーになるね。

学科試験では、計画の最初の5問が難しい場合がある。これが1つ目の落とし穴だ!
受験生は冒頭の問題で解らなくて焦ってしまい、時間をかけすぎて、結果的に計画で2時間近くかけてしまう。そして…。

そうなると結果は見えてるね。法規を解く時間も減り、満足した結果が得られなくなるパターンだ。

次は、午後の試験だ。
午後の2科目の試験時間は、余裕が見込める。時間が余ったという受験生が大半なんだ。でも試験問題を持ち帰るためには最後まで試験会場にいなければならない。そこで見直しに時間をかけることができるんだ。

見直しを進めていくと迷いが生まれ、直前に解答番号を変更したいという欲求が強くなる。もちろん確実に変更が必要ならばしたほうがよい。だけど、不安な気持ちで解答番号を変えると、不適当となってしまうことが多いんだ。これが2つめの落とし穴だ!

最初の集中した状態で選んだ解答番号のほうが信頼できることがデータで確認できているぞ。

さてこれらの落とし穴の回避方法だ。やはり大事なのは本番と同じ時間配分を意識した解き方に何度もチャレンジすることだ。それを疑似体験ができるのが「模擬試験」になる。「模擬試験」は自宅で実施することも有効だけど、予備校の教室や外部会場などの場所で受けることで、知らない受験者に囲まれた、緊張感のある本試験さながらの雰囲気が「体感」できるぞ。

ちなみに日建学院では下記日程で模擬試験を体験できるぞ。
公開学力試験①:4月21日(水)・4月25日(日) 
公開模擬試験②:6月13日(日)
公開模擬試験③:6月16日(水)・6月20日(日)
全国の日建学院で実施する。現在の自分の学力・心構えを再確認してみてくれ!

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