資格・試験ガイド

宅地建物取引士とは?

「幅広い業界から求められる人気No.1の難関資格」

宅地建物取引士

不動産の取引に関わる重要事項の説明や、契約書への記名・押印は宅建有資格者だけが行うことができる独占業務。
つまり宅地建物取引士なしに不動産取引の正式契約を交わすことはできません。また不動産業開業の認可を得るためには、事務所ごとに従業員の5分の1以上が宅地建物取引士であることが必要です。そのため就職、転職、独立開業に有利な資格として大変人気があり、年間20万人ほどが受験しています。誰でも受験できる反面、合格率は例年17%前後という難関国家資格です。

資格取得のメリット

不動産業界には欠かせない資格

有資格者だけに許される独占業務があるため、業界では常に有資格者が必要とされています。また、建設業界においても土地建物のプロフェッショナルである宅建資格は重用されます。

業種を問わず就職、転職、独立開業に有利

生活やビジネス活動に必ずついて回る不動産に関する有識者は、不動産業だけでなく、ジャンルを問わない職域で有益な人材として認められ、求められています。

活かせる知識が人生設計の強い味方に

各種法律関連資格の登竜門的な存在であるとともに、身につけた民法や税法をはじめとする法律知識を実務や実生活に幅広く活かすことができます。

『日建学院で資格を取ろう!』~宅建 (宅地建物取引士)~

02:23

試験概要

受験資格

年齢、性別、学歴等による制限はなく、誰でも受験できます。

試験内容

宅地建物取引業に関する実用的な知識を有するかどうかを判定することに基準が置かれています。(宅建業法施行規則第7条)
試験の内容は、おおむね次のとおりです。(同第8条)

  1. 土地の形質、地積、地目及び種別並びに建物の形質、構造及び種別に関すること。
  2. 土地及び建物についての権利及び権利の変動に関する法令に関すること。
  3. 土地及び建物についての法令上の制限に関すること。
  4. 宅地及び建物についての税に関する法令に関すること。
  5. 宅地及び建物の需給に関する法令及び実務に関すること。
  6. 宅地及び建物の価格の評定に関すること。
  7. 宅地建物取引業法及び同法の関係法令に関すること。

試験形式

4肢択一マークシート方式で、出題は全部で50問です。

※宅建業の従事者で「登録講習」を修了した方に限り、50問中5問が免除される制度があります。

実施概要

願書配布期間 令和7年7月1日(火)~ 7月16日(水)まで
願書受付期間
インターネット
令和7年7月1日(火)9時30分~ 7月31日(木)23時59分まで
郵送
令和7年7月1日(火)~ 7月16日(水)消印まで
受験地 原則として、受験者の現住所地の都道府県が受験地となります。
試験日時 令和7年10月19日(日)13時~15時まで
合格発表 令和7年11月25日(火)
受験料 8,200円
実施機関 一般財団法人 不動産適正取引推進機構
【試験のお問い合わせ先】
都道府県ごとの問い合わせ先

試験データ

年度 受験者数 合格者数 合格率
R6年 241,436人 44,992人 18.6%
R5年 233,276人 40,025人 17.2%
R4年 226,048人 38,525人 17.0%
R3年
(12月実施)
24,965人 3,892人 15.6%
R3年
(10月実施)
209,749人 37,579人 17.9%
R2年
(12月実施)
35,261人 4,610人 13.1%
R2年
(10月実施)
168,989人 29,728人 17.6%
R元年 220,797人 37,481人 17.0%

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