宅地建物取引士 合格
横川 まみさん
20代 船橋校
「中卒で成績ビリだった私」
Q.宅建を取ろうと思ったきっかけは?
勤務中にお客さんに「中卒が宅建を取ったらかっこいいね」と言われたことがきっかけで目指しました。
Q.受験3回で合格ですが途中で止めようとは思わなかったですか?
自分の性格的にお金や時間がかかったとしても、結果を出すまでやりたいと思いました。
Q.1日の学習時間はどのくらいでしたか?
1歳の子供を育てながら勉強していたので、1日何時間と決まった勉強時間を確保することが出来ませんでした。そのため、子供が昼寝した時間や子供が早く寝た日には集中的に勉強していました。
Q.勉強のモチベーションはどのように維持していましたか?
日建学院に行くと先生達がとても持ち上げてくれたので、それだけでモチベーションになりました。また、宅建試験を受けることを周りに言っていたので、周りから「ちゃんと勉強してる?」と声を掛けてもらえたことで「きちんとやらなきゃいけないな。受かったって皆に教えてあげなきゃいけないな」と合格した後の自分を毎日想像してモチベーションを上げていましたね。最後は自分の為ではなく、学校の先生や友達に「宅建受かったよ」と報告して「中卒なのにすごいじゃん!」と褒められたくて頑張りました。
Q.勉強を継続できた理由は?
問題の“損害賠償”といった漢字を理解することが出来ず、試験の時も「これは悪い雰囲気なのかな」と漢字を全く読めない状態で解いていました。中学生の頃も成績は一番ビリで、運転免許の筆記試験は15回くらい落ちました。ですが、宅建の教科書を3年前頃に初めて見たとき、漢字は読むことは出来ませんでしたが「何となく苦手ではないかな」と思えたので、3年間頑張れました。特に法律はやればやるほど楽しくなりました。
Q.今だから言える失敗談は?
どの科目も勉強にムラを作らず、満遍なく出来るようにならないといけないなと思います。本試験の時に「この1点で合格するかもしれない。運命が変わってしまうかもしれない。」と思うと、普段問題を解いていて絶対に間違えないような問題でも結構間違えてしまうんですよね。得意分野ばかりを極めていても、ケアレスミスで失点してしまうので、どの科目も満遍なく得点出来るようにならないといけないなと思います。やはり自分の好きな科目だけやっていたら絶対良くないなと思います。
Q.学習を進める上で工夫したことは?
1回目と2回目の勉強の時は、予習・復習はほぼ行わずにひたすら過去問を解いていました。そのため自分がどこを理解できていないのか分かっていませんでした。3回目の時は間違えたところを全部書きだして、「もう絶対に間違えない」と頭に叩き込んで成績を徐々にあげていきました。
Q.合格できたポイントは何だと思いますか?
業法と法令上の制限は勉強した分だけ点数になるので、その2つは絶対にやった方がいいかなと思います。試験問題を見ていても、民法は過去問に出ていないような難しい言い回しの問題文があるので「見たことないぞ」と迷うことがありました。業法と法令上の制限は捻りようがないので、きちんと勉強しておけば点数を取れる科目だと気付きました。
Q.これから受験される方へメッセージをお願いします。
過去問は解くだけではなく、間違えたところはきちんと確認してください。また丁寧に予習・復習をしてください。中卒の私でも受かったので努力すれば受かると思います。皆さん頑張ってください。