1級建築士 合格
松浦 利行さん
20代 山形校
「2級建築士受験の経験から1級建築士にストレート合格!」
Q.資格を取ろうと思ったきっかけは?
仕事では現場代理人をしており、1級の施工管理があれば十分なのですが、建築業に携わる上で1級建築士は最高の資格のため目指そうと思いました。
Q.建築士受験はいかがでしたか?
高卒で実務経験を積んでから2級建築士を受験したのですが、学科は一発合格できたものの、製図は3回目でやっと受かりました。図面を試験時間内に描き上げるようになるまで苦労しました。2級建築士受験で苦労して要領を得たので、1級建築士受験では特につまずくことなく初受験で合格することができました。 製図試験ではどのような内容が出題されるかという不安はありましたが、日建さんの課題でも特に不明な点もなく描き上げられていたので平常心で臨めました。試験が終わった時は細かい間違いは多少あるかなと思いましたが、大きな間違いはなく無難にまとめられたかなと手応えはありました。
Q.大変だったことは?
最初のうちは勉強を習慣化するのに苦労しました。追い込まれないと中々やる気が出ないため、学校が始まったばかりの準備期間には「仕事で遅くなったから今日はいいか」と勉強しなかったり、1日1時間程度しか勉強しなかったりということがありました。模擬試験の最後2回で合格点を取れたのですが、最初は80点くらいしか取れませんでした。勉強を始めてから1~2ヵ月くらい経ってから毎日勉強するようになったのですが、最初から90点以上・100点超えを目指して頑張っていれば、もう少し余裕を持って試験にも臨めたのかなと思います。
Q.独学と通学の違いは?
新規問題対策で日建さんだと出題傾向を考えて問題を作ってくれますが、独学だと建設業全般に興味を持って雑誌などを読んだり、社会情勢にも目を向けたりして自分で問題を考える必要があるかと思います。 また、製図ではどのように勉強を進めていくべきか分からない状態でのスタートだと思いますので中々独学だと難しいかと思います。
Q.今後の受験者へメッセージを!
モチベーションUPのためにも職場の人や友達に「受験する」と伝えた方がいいと思います。自分の会社では資格試験を受験する人には休みを与えたり、平日早めに帰したりと配慮してくれていたので「2年も迷惑かけるわけにはいかない。1年で合格する。」と思ってさぼることなく頑張れました。 少しでもいいので毎日勉強する習慣をつけて自分のペースで頑張ってください。