日建学院で合格しました! 合格者インタビュー

小林 芽依 さん

1級建築士 合格

小林 芽依さん

20代/学生 横浜校

「製図試験1週間前でランクⅣを抜け出せた!予習はしっかり時間をかける」

Q.建築業界に進もうと思ったきっかけは?

小学生の頃に遊びに行った友達の家が、親戚の建築家さんに建てていただいた家で、とてもおしゃれで建築に興味を持ちました。 一見普通の家なのですが、中に回遊性があって、リビングから抜けて走り回れたり、ブランコが掛けてあったり、幼い自分にとってワクワクした経験で、自分も家や建物を造っていきたいと思うようになりました。

Q.資格を取ろうと思ったきっかけは?

大学に入学した頃に法改正があり、学部卒業の時点で1級建築士を受験できることを知り、その頃から大学院に進学するのであれば、受験資格を得てすぐに受験したいと思っていました。 4年生に進級して大学院への進学が決まってから、卒論だけやればいい状況で少し落ち着いていたので、卒論以外にももう少し自分でも頑張りたいと思ったし、社会人で忙しくなる前に1級建築士に挑戦しようと思いました。

Q.日建学院を選んでいただいた理由は?

他社さんと比較させていただいて、学生でも通いやすいプランで、アットホームで親身な雰囲気だったからです。 私が通学すると決めたのが12月初めくらいで、もう既に講義が始まっている時期でしたが、温かく受け入れてくださり、親身な雰囲気に惹かれて決めました。

Q.独学は考えましたか?

すごく考えていました。元々ずっと1級建築士受験には興味があったので、秋口くらいに書店で書籍を買って自分でやってみたのですが、分からないところが多すぎるし、どのように進めたらいいのかも分かりませんでした。 その時に調べたら日建学院に学生向けのプランがあるのを知り、やはりしっかり学ぶ環境が必要だなと思い、通学を決めました。

Q.独学と講習機関の違いは?

私は最初特に法規が苦手だったのですが、「満点を取れる科目だよ」「毎日法令集を引いて手が覚えていく」など、勉強の中身はもちろんですが、科目に対しての心構えや勉強のコツ、受験のテクニックを教えてもらえたのがすごく良かったです。 また「この締め切りまでに絶対に宿題をやる」という強制力が無いと自分だけではだらけてしまうので、独学だったら途中で諦めていたと思います。

Q.日建学院はいかがでしたか?

独学より「勉強しなきゃいけない」という強制力はあるのですが、強制力はありつつも「最近どうなの?」とお声掛けしてくださって、スパルタ過ぎない雰囲気が自分には合っていました。 勉強出来ていないことが許されるわけではありませんが、卒論が忙しい時期は「今忙しいんだね」と私の状況を汲んでくれて、親身になってくれる雰囲気がとても良かったです。

Q.映像講義はいかがでしたか?

大学受験で通っていた映像講義の塾は少し苦手だったので、大丈夫かなという不安はありました。 実際通ってみて映像講義もテキストもとても良かったです。 学校に行って皆で映像講義を受講しているので、先生から直接受けている感覚とそんなに変わりませんでした。 ぴったり時間通りに休憩が入るのがとても良くて、時計を見て「あとちょっとで休憩だから頑張ろう!」と気合いが入りました。

Q.学習サイクルは?

テキスト読み込み→宿題→問題集→復習→講義・テスト→復習として、1日に3~4時間カフェや自習室で積極的に勉強していました。 特にA・B・Cテストをまとめたものを何回もやりこみました。 学生だったので夕方まで授業をこなして、主に夜勉強していました。 深夜になると全く集中できない性格なので、22時~23時を過ぎた段階で「24時には寝よう」と決め、翌朝6~7時に起きて1~2時間勉強し、自分の得意な時間に取り組むようにしていました。

Q.どのように勉強していましたか?

最初は「しっかり予習しないといけない」という感覚が分かっていなくて、「これでいいのかな?」と一周さらっと予習して講義に臨んだら、講義についていけず予習の重要性を痛感しました。 そこからは講義で理解できるようにならなければ意味がないと思い、なるべく時間を割いてしっかり予習するように意識していました。 また、法規は最大限使える時間を全て使い、ほとんど法令集を引かなくても解ける状態にし、新規問題のみ引くくらいまで覚えこみました。 最後までどうしても苦手な単元もあったため、その問題・単元を重点的にやりこみ、試験直前は通しで勉強していました。

Q.怠けることはありましたか?

ちょうど学部卒業のタイミングで、友達との旅行もあり「今週は全く勉強したくない」と思う日もありましたが、勉強を継続せずに後々大変になるのは嫌だったし、親にお金の援助をしてもらっていたので、「絶対に一発で合格する」という強い気持ちで、移動中にテキストを読むなどして少しずつでも継続するようにしていました。

Q.大変だったことは?

実務経験が無かったので、学科で設備を学んでも、実際に製図図面でどこにどの配管を設置したらいいのか全く分からず、最初は先生が言っていることも分からず、とても苦労しました。 最初は自分でどこが分からないのかも分からない状態でしたが、毎週決められた製図課題に対してプラス1~2枚は絶対に描くと決め、ひたすら描くようにしていました。

Q.製図試験はいかがでしたか?

失格項目無く描けたのが本試験1週間前の最終講義1回だけで、あとは全て失格のランクⅣ扱いのものしか描けておらずとても不安でした。 周りの人は合格ラインのものを何回も描けている状況で、「私はこれで平気なのかな」という思いでいっぱいでした。 本試験前の1週間の伸びが凄かったなと思います。2週間前くらいまでは見直す時間もなかったし、外構を描く時間なんて全くありませんでした。最後の1週間でランクⅣを抜け出し、本試験当日は見直しして外構まで描く時間まで残ったので、自分でも予測できないくらいに伸びたし、本番に発揮できたと思います。

Q.製図の講義はいかがでしたか?

先生が考え方やコツを記載した独自のプリントを用意してくださり、映像講義の中から「今週はここにフォーカスして、〇〇をしていきます」と初受験者に向けてのステップアップを一つ一つ丁寧に親身になって教えてくださったのでとても感謝しています。 最初は「何のためにやっているんだろう?」とあまり分かっていませんでしたが、自分の力がついていくうちに学んできたことが結びつき、分かりやすかったしとても成長できました。

Q.学生での1級建築士受験はいかがでしたか?

学部の授業であったり、大学院の受験であったり、建築の知識を少しずつ蓄えていたので、忘れないうちに勉強できたのは良かったです。 学生であっても受験勉強は大変だと思いますが、まだ学ぶ姿勢や習慣があるうちに勉強できたのはとても良かったと思います。

Q.今後の受験者へメッセージを!

最後の最後まで伸び悩んでいても「絶対に諦めない」「一発で合格する」という強い気持ちが大事だと思います! 残り1週間の伸びで合格することもできます。 学科も製図も、苦手を一つずつ拾っていくこと、できるようになるまで何回もやることが大事です。

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