宅地建物取引士 合格
山内 海さん
20代/学生 仙台校
「『直前対策講義』で効率的に対策できた!祖父を目標に資格取得へ挑戦」
Q.学生のうちに資格を取ろうと思ったきっかけは?
祖父が私と同じ年で家を建てたと聞いていたので、「自分もこの年で何か成し遂げたい」「自分も祖父のように、孫から憧れられる祖父になりたい」と思い資格取得を目指しました。 「将来、祖父のように会社の社長になりたい」と思っていたため、「会社を持つなら不動産会社がいいだろう」と考え、学生のうちに実務経験が無くても受験できる宅地建物取引士を目指しました。 また、大きい不動産会社に就職したいと考えていたため、自分よりネームバリューのある大学に通う人たちとの経歴の差を埋めるには、学生のうちに宅地建物取引士を取るしかないと思いました。
Q.何回目の受験で合格しましたか?
2回目の受験で合格しました。 1年目は独学していたのですが、勉強方法を考えるより行動する派の人間だったので、毎日YouTubeで「宅建」と検索して出てきた動画を上から観て、ただただノートに写したり、学校の図書室にあったテキストで勉強したりしていました。今考えると無茶苦茶な勉強だったと思います。 1年間独学で頑張っていても28点と合格まで全然届かず、思ったように結果が出ませんでした。 このまま独学していても来年も不合格になってしまうと思い、父も日建学院で建築士を取得していたので、2年目は日建学院へ入学し合格することができました。
Q.独学と講習機関の違いは?
独学していたときは、長時間勉強していても「これで大丈夫なのか」と不安を感じながら勉強していました。 日建学院では日々与えられる勉強を「受かるんだ」と信じながら解いていたので、不安が無かったのが1番大きいのかなと思います。 また、「この日までにこれをやらなきゃいけない」と明確化してくれていたので、決められたカリキュラムの中、自分のペースで頑張ることができました。 特に試験前の「直前対策講義」は本当に無駄が無く、効率的に試験対策が出来ているなと感じました。 何より営業担当の方が日々勉強の調子を聞いてくれていたので、良いプレッシャーの中勉強することができました。
Q.映像講義はいかがでしたか?
最初は「映像講義で大丈夫なのかな」という気持ちもありましたが、本当にそこに居るかのように、疑問に思ったこともすぐその場で映像講義から声がしてきていたので、会話しているような気持ちになりました。 生の講義だと一度聞き逃してしまったら終わりですが、映像講義だと止めたり戻したりできるので、自分のペースで勉強することができて良かったです。 何度か眠くなったり集中力が途切れたりすることもありましたが(笑)、それは生の講義でも同じですし、その時は「今年合格するしかないんだ」という強い気持ちで頑張りました。 また、毎回小テストの結果で平均点が出るので、他の受講生と比べて自分の状況を把握し、奮い立たせていました。
Q.どのように勉強していましたか?
過去問を解くことや理解していない部分の読み込みを中心に、1日30分程度、日建学院に通学する日は4~5時間程度勉強していました。 絵を描いてイメージを大切にした勉強をしていました。
Q.合格した今だからこそ言える、学習期間中の失敗談は?
テキストのマーキングをやり過ぎて、本当に大切なところが分からなくなってしまい、試験直前でテキストを見直す時に見づらくて大変でした。
Q.成績はいかがでしたか?
得意分野と苦手分野の差が大きく、苦手分野は本当に点数が低かったです。 イメージしづらい数字を暗記することが苦手だったので、独自で語呂合わせを作り気合で覚えて、とにかく繰り返し勉強しました。 一週間前の直前攻略講義でも「1日目は平均点より高く、2日目は平均点より低い」と日によって異なり、「大丈夫かな」と不安な気持ちもありましたが、本試験当日も調子が良かった日だけを思い出して、「自分が得意な問題が来る!」と願いながら受けていました。
Q.大変だったことは?
学生なので社会人より時間があるとは思いますが、毎日同じ授業があるわけでもないですし、バイトもあったので、隙間時間を見つけるのが大変でした。 また、今まで毎日勉強する習慣が無かったので、継続することが大変でした。 「毎日〇時に勉強する」と決めると、その時間にできなかったときに勉強しなくなると思ったので、「今日やる分は絶対今日やる」と決めて勉強していました。
Q.資格を取って成長したことは?
飽きやすく新しいものに手を出しやすい性格で、日々努力することが苦手だったのですが、2年間毎日勉強を継続してきて「自分でも何かを続けることが出来るんだな」と自信がつきました。
Q.学生での資格取得はいかがでしたか?
日頃のテンションが高く、周りの方からも「元気が良い」と言っていただけるのですが、その分真面目な部分で少しマイナスに捉えられることも多くありました。 経歴の一つで宅地建物取引士を取ったことは「この人は頑張れる人なんだ」と見てもらえることもあるので、自分の悪いところを補ってくれるなと思いました。
Q.今後の受験者へメッセージを!
私は周りに「絶対合格する」と宣言していたので、合格できなかったときに「合格できなかったんだ」「口だけだったのか」と思われないように、「頑張るしかない」と自分にプレッシャーをかけて追い込んでいました。 また、日々の宿題や小テストが本当に本試験に出ます。分からないところを分からないままにせずにきちんと理解して、本試験前は自分を信じてほしいです!