#日建人01 講師 濱崎好宏
- 毎日が勉強なのは講師も同じ。
- 合格祝賀会で出会う笑顔がなによりのやりがい。
講師
濱崎 好宏YOSHIHIRO HAMAZAKI
日建学院が誇る建築士のカリスマ講師。テンション高めのアクションと、全ての受講生を絶対に合格させるという熱い想いが詰まった講義が好評。
01初学者の気持ちを忘れず、
絶妙なラインの教材づくりを目指す
教材づくりを続けていると、自分自身の知識レベルや能力は必然的に上がっていきます。そうなると陥りがちなのが、受験生の気持ちを無視した講師よがりの教材制作です。「このくらいはわかるだろう」「ここまで教える必要はない」。それが正しい範囲であればいいのですが、わからないことを学ぶために日建に来ている受講生にマッチしないものになってしまっては意味がありません。
ひとりでも多くの受講生を合格させる。それが私たちの責務ですが、全員を合格させることはできていません。残念ながら、毎年不合格者を出してしまっています。
その中で、教材のレベルをどこに設定するか。どんな人を対象にするのか。これはとても難しい問題です。学力の高い人に合わせると、ついていけない受講生が増えてしまいます。だからといってレベルが低すぎれば、学力の高い人の得点力を伸ばしにくくなってしまうし、そもそも試験に合格できない。教材の絶妙なレンジを調整することが、受講生の合格率を上げることにつながる。難しいことだからこそ、常に意識して心がけています。
02勉強を継続する難しさを誰より理解できるから
人に教える人間は、日々、勉強しなければなりません。休むことなく継続する。官報やパブリックコメントのチェックは必須です。とっつきにくい法令用語をかみ砕いて、わかりやすく、受講生のためになる教材に変えていく。それは大きなやりがいです。
私自身、日建学院にお世話になって1級建築士の試験に合格しました。22年前のことです。そのときの苦労は今でも覚えていますから、合格祝賀会で受講生の皆さんの笑顔を見ると、自分のことのようにうれしいのです。それは全国の日建学院のすべての講師やスタッフに共通する気持ちだと思います。
私たちの講義は、全国一律に同一の講義が受講できる。地域による差も、講師による差もありません。それぞれの担当スタッフが総力を挙げてつくりあげたクオリティの高い映像講義をどこでも視聴でき、学べます。
03文字の映像講義からビジュアル講義へ、
そしてさらなる進化へ
私が受講していたころの映像講義は、文字情報の講義でした。縁あってここに入社した私が最初に取り組んだのが、ビジュアル情報、ビジュアル講義への移行です。当時の受講生たちが、今の映像講義を見たらどんなに驚くでしょうか。
前職が現場監督だったので、工事現場の写真を集め、必要に応じて現場ロケを行って、試験問題で何が問われているのかを、写真や映像で解説していきました。実際の映像で表現できないものは、アニメーションやCGを制作したりして、よりわかりやすい教材を目指しました。
日建学院の現在の教材は、こうして進化しました。そしてさらに、ドローンを使った撮影など機器の高品質化と日々の研究や経験により、さらに記憶に残るクオリティの高い映像講義が実現しています。
すでに確立したYouTubeでの生配信講義では、チャットで視聴者が参加することもできます。視聴者とともにつくりあげる講義ともいえるでしょう。これが自社スタジオとプロの撮影スタッフをもち、出演者(講師)も社員という日建学院の強みです。「受講生のためにいいのでは」「合格に近づくのでは」ということは、すぐに挑戦し検証することができます。
今後はスマートフォンに対応できる講義の制作も進め、いつでも・どこでも・だれでも隙間時間に学習できる講義システムを目指します。
04国が発する本試験というメッセージを
わかりやすく伝えるために
私たちは、国家資格である建築士試験の問題をリスペクトしています。国が受験生に発するメッセージだととらえています。そのメッセージを受け取ること、つまり問題の本質を理解して受験対策をすることが資格取得の早道でしょう。やみくもに暗記するのではなく、理解して解答する。そのために、難しい国からのメッセージをわかりやすく伝え、それに応えるための揺るぎない知識を身につけられるよう、日建学院は指導しサポートしています。
理解して記憶する。映像講義をはじめ、日建学院の教材はすべて、イラスト、写真、映像などを適材適所で多用して、本当の理解につながるように制作しています。私自身、映像講義のシナリオ制作から出演、チェック、管理まで携わり、年に1回の本試験では試験内容を即時に徹底分析して、解答解説を制作します。全国の教室に出張し、頑張る人々の顔を実際に見ながら行う合格ガイダンスも楽しみです。
日建学院からの日々のメッセージを受け取り、使い倒して、国からのメッセージである本試験に応えていってください。