※このテクニカル講座は、 Ver 3.38 を基に作成しております。
 

 
【住宅性能評価】・【2DCAD】プログラムを使って、「柱金物計算表」を作成してみます。

ここで作成する「柱金物計算表」は、確認申請の添付書類として使用することもできます。「柱金物計算表」は、【住宅性能評価】プログラムで筋違いを入力し柱金物を自動選定させたデータを、【2DCAD】プログラムでレイアウトに読込ませて作成します。
また、【住宅性能評価】プログラムではN値計算にも対応した柱金物の選定も行うことができます。
 

 
【3DCAD】での平面図入力が終了したら、[作業項目]メニュー/[住宅性能評価]を選択して、【住宅性能評価】プログラムを起動します。

【住宅性能評価】プログラムが起動されると、図面の再集計が行われます。

※ 起動時の再集計を行いたくない場合は、[設定]メニュー/[システム動作設定]を選択します。[システム動作の設定]ダイアログ内の[常に起動時に図面再集計をしない]にチェックを入れて、[了解]ボタンをクリックします。
 
 
 
の項目が「」になるように、筋違いなどを入力していきましょう。

※ N値計算に対応させるには、[設定]メニュー/[N値計算柱金物使用]を選択してください。
 
◆ 筋違いの入力
 
[筋違い設定]ボタンをクリックして、筋違いを設定または修正する壁をクリックします。[筋違いの設定]ダイアログが表示されます。リストより設定する筋違いを選択します。
 
◆ 筋違い方向反転
 
[筋違い方向反転]ボタンをクリックして、片筋違いを設定している壁をクリックすると、筋違いの取付方向が反転されます。
【躯体壁量再集計】ボタンをクリックすると、再集計され柱金物が自動再選定されます。
 
作業が終了したら[作業]メニュー/[作業終了]を選択します。【住宅性能評価】プログラムが終了され、【3DCAD】に戻ります。【3DCAD】は記録して終了してください。
 
 
 
【2DCAD】プログラムを起動します。

[システム連動図面]/[オートデータレイアウト]を選択します。
 
[性能評価表レイアウト呼出]ダイアログが表示されます。[分類項目]より「柱金物構造図面」、[レイアウト名称]より「A3版(2階建)」を選択します。[平面図ファイル名から読込]ボタンをクリックし、Step01で記録した平面図のファイル名を選択します。
 
 
設定が終了したら[了解]ボタンをクリックします。
選択した平面図を読込んだデータが表示されます。
 
 
 
 システム連動図面の見方
 
オートデータレイアウトで作成したシステム連動図面は、ページをレイヤーに分けて管理されています。ページの切替は、[レイヤー]メニュー/[レイヤー設定]で行います。

表示させたいレイヤーの[作業]部分をクリック(図中
)し、「◎」(作業レイヤー)に設定します。表示させていたレイヤーを[編]→[非]にするために、[非]部分をダブルクリック(図中)し、「○」を移動します。
 
 
[了解]ボタンをクリックすると、画面表示が「平面図」から「壁・柱伏図」変わります。
 
 
 
 印刷
 
システム連動図面を複数ページ印刷する時は、[印刷]メニュー/[一括印刷/印刷情報設定]を選択します。
[印刷レイヤーの設定]ダイアログで、印刷するページをチェック()します。また、ページ数のボタンをクリックすると、印刷するレイヤー番号を設定することができます。
2ページ目には、[レイヤー2]と[レイヤー33]が印刷されるように設定されています。

設定が終了したら、[印刷]ボタンをクリックして印刷してください。