※このテクニカル講座は、 Ver 3.38 を基に作成しております。
 

 
右図のような手描き図面を作成してみましょう。

手描き図面を作成するには、【3DCAD】プログラムでラインをぶれさせた手描き図面の画像データを作成します。
その後、【ハイアート】プログラムで色づけなどの加工をして作成していきます。
 


 
【3DCAD】で図面を作成し、[印刷]メニュー/[手描き図面]を選択します。

[画像情報登録]ダイアログが表示されます。
[画像名称]・[図面縮尺]など、各種設定を行ったら[作成]ボタンをクリックし、手描き図面の画像を作成します。

※ 詳細設定でラインの太さ(細書き・中書き・太書き)、ぶれ(無・少・中・多)、ピッチ(短・中・長)を選択することで、雰囲気の違った手描き図面を作成できます。
 
 
【ハイアート】プログラムが起動し、作成した手描き図面の画像が読み込まれます。
 
 
 
 
 全体をペイントする
 
画像全体をペイントしていきます。
[機能選択]より(ペイント)、[ペン種類選択]より(ラスタブラシ)、[色設定]より(カラーモード)を選択し、色選択の窓をクリックしてペイントする色を設定します。
そして[処理設定]のつまみを動かして「50%」に設定します。
 
全体をドラッグしてペイントします。
 
 
 
 建物部分の色を抜く
 
次に建物部分の色を抜きます。
[機能選択]より(連続線)または(矩形)、[ペン選択]より(塗りつぶし)、[色設定]より(元絵モード)、[描画範囲設定]より「100%」に設定します。
 
建物部分を囲みます。
※ 少し外側にはみ出すように囲むと見映えが良くなります。
 
 
 
 部屋を塗潰す
 
 
部屋に色をつけていきます。
[機能選択]より(塗潰し)、[色設定]より(カラーモード)を選択し、色選択の窓をクリックしてペイントする色を設定します。[描画範囲設定]より(カラー)を選択し、[処理設定]より「30%」に設定します。
 
塗り潰す部屋をクリックします。
 
 
好みで、塗潰した部屋に同色を重ねると、図面にやわらかさが出ます。
[機能選択]より(ペイント)、[ペン種類選択]より(ラスタブラシ)を選択します。
 
塗潰した部屋の中をクリックし、色を重ねます。
 
他の部屋も同様に色を塗潰し、色を重ねます。