※このテクニカル講座は、 Ver 4.00a を基に作成しております。
 

 
右図のような敷地図を作成してみましょう。

Ver4.00aから、堀車庫や階段などの入力コマンドが追加されました。これらの追加コマンドを含めて解説していきます。
 



下図のような高さ関係の敷地図を入力します。今回は、平板測量法で入力します。
 
 敷地境界線・対角分割線の入力
 
ボタンをクリックします。

[水平高]を「3000(mm)」に設定し、敷地境界線を多角で入力します。そして、各敷地境界線の寸法を入力します。
 
ボタンをクリックします。

境界点をクリックし、内部を三角形に分割するように対角分割線を入力します。そして、対角分割線の寸法を入力します。

※ 対角分割線を使って敷地境界線内を全て三角形に分割したら、敷地求積表が表示されます。
 
 
 道路の入力
 
ボタン/[連続矩形]を選択します。

[矩形幅]を「4550(mm)」に設定し、道路を入力します。2点目をダブルクリックすることで、入力が終了されます。
 
同様に道路を入力します。
 
[高さ]を「1000(mm)」に設定し、入力します。
 
 
 階段の入力
 
ボタンをクリックします。

[段数]を設定し、[終点高]を「3000(mm)」に設定します。
多角で入力していきますが、昇り口が1〜2点目になるように入力します。
 
 
 堀車庫の入力
 
ボタンをクリックします。

[堀車庫]ボタンをクリックし、[有効高]を「2300(mm)」に設定します。掘車庫部分を多角で入力します。
 
 
 歩道の入力
 
ボタン/[連続矩形]を選択します。

[高さ]を「200(mm)」に設定し、[コーナー丸目処理]を「中点」のみチェックします。
今回は、車庫の入り口部分の歩道を低くします。
あとで高さが設定できるように、歩道の入力時に高さを設定したい部分をクリックし、分けて入力していきます。最後の点をダブルクリックすることで入力が終了されます。
 
 
 
をクリックし、3次元設定画面に切り替え、ボタンをクリックします。
 
 道路の高さ修正
 
高さ修正する道路の領域内をクリックします。

各頂点の高さの入力が入力できるので、右図の
部分を「1000(mm)」に設定してください。(その他の頂点は「0mm」)
 
 
 歩道の高さ修正
 
歩道の領域内をクリックします。

各頂点の高さの入力が入力できるので、右図の部分を「50(mm)」に設定してください。(その他の頂点は「200mm」)
 
 
立体図の作成を行います。
※ 立体図を作成しないと、【3DCAD】で敷地図を読み込んでも、パースなどに表示されません。
 
ボタンをクリックします。

[立体図設定]ダイアログで[外周基準高]を「0(mm)」に設定し、[了解]ボタンをクリックします。
 
画面左下に[立体表示]ウィンドウが表示されます。

水平・垂直スクロールバーで角度を変更することができます。
また、立体図の面をクリックすると、テクスチャを変更することができます。