※このテクニカル講座は、 Ver 4.00b を基に作成しております。
 

 

Ver4.00から、【3DCAD】の[外部イメージ]コマンドに、自社の仕様を設定登録することができるようになりました。
[外部イメージ]コマンドでは、外壁仕様・桁飾り・付柱・屋根(屋根仕様、軒天仕様、鼻隠しの色)・建具(サッシ色、雨樋の色)などの外部装飾を簡単かつ一括で設定することができます。この設定内容を建物のイメージごとに、和風モダンクラシック北欧風南欧風の5種類に振り分けて保存することができます。
これにより、お客様の好みに合った建物スタイルをスムーズに提案することができます。また仕様の変更も簡単にすることができます。

今回は、外部装飾の設定方法と、設定内容の保存の方法を解説していきます。

 


 
[外部イメージ]コマンドを使って、外部装飾の設定をしてみます。

[外部イメージ]メニューを選択します。
[外部の装飾設定]ダイアログが表示されます。現在設定されている仕様の外観立面図がイメージとして表示されます。
 
 
 
 外壁
 
外壁の仕様を設定します。

まず、[本体外壁仕様]を設定します。建物のメインとなる外壁仕様を設定します。仕様名称が表示されている部分(現「クボタ松下ネオロック・セラ18」)をクリックし、本体外壁仕様を選択します。
 
 
次に、部分的に変更する階の仕様を変更します。
※ 外部イメージでは、横帯状に変更することしかできません。

今回は、[1階外壁仕様]の仕様名称が表示されている部分(現「ニチハモエンサイディングS18」)をクリックし、1階外壁仕様を選択します。
次に、[1階外壁仕様]内の[全面]ボタンをクリックすることで、1階外壁仕様の適用部分の高さを設定することができます。
 
 
 
 桁飾り
 
桁飾りを設定します。[桁飾り]ボタンをクリックします。
桁飾りは、土台・1階・2階に1つずつ設置することができます。高さは、各桁天を基準にして「-2000〜2000」に設定することができます。
 
 
「---なし--」と表示されている部分をクリックして、設置する桁飾りと色を選択し、高さを設定します。
※ 既に入力されている桁飾りを削除する場合は、[既存削除]にチェックを入れます。
 
 
 
 付柱
 
付柱を設定します。[付柱]ボタンをクリックします。
付柱は、1〜3階に設置することができます。高さは、上端から下方向に「0〜2200」、下端から上方向に「0〜2200」に設定することができます。
 
 
「---なし--」と表示されている部分をクリックして、設置する付柱と色を選択し、高さを設定します。
付柱の設置ピッチを「半間」・「4.5尺」・「1間」から選択します。
※ 既に入力されている桁飾りを削除する場合は、[既存削除]にチェックを入れます。
 
 
 
 屋根
 
屋根・軒天の仕様と鼻隠しの色を設定します。
 
 
屋根、軒天の仕様をそれぞれ選択し、鼻隠しの色は4色から選択します。
 
 
 
 建具
 
サッシと雨樋の色を設定します。
 
 
サッシと雨樋の色をそれぞれ選択します。
 
 
 
 
各種設定が終了し[了解]ボタンをクリックすると、外部仕様が変更され、[桁飾り]と[付柱]については、部品が入力された状態になります。
 
 
[外部イメージ]では、建物のイメージごとに、和風モダンクラシック北欧風南欧風の5種類に分けられており、それぞれ3タイプ(A〜C)の建物イメージが登録されています。これらを自社仕様に変更してみましょう。
 
自社仕様に変更する建物イメージタイプを選択します。(クラシック−Aに登録してみます)
 
 
Step01の要領で、外部装飾を設定します。
設定が終了したら、[設定内容を保存]ボタンをクリックします。〔クラシック〕−〔A〕に設定内容が保存されます。