※このテクニカル講座は、 Ver 4.00c を基に作成しております。
 

 
仕様書を作成し、印刷してみましょう。

仕様書は、平面図で設定した建物タイプと入力した平面図によって、設定が一通り終えている状態で作成されます。仕様書の設定方法と図面からどのように関連付けられ初期値が設定されているかを解説していきます。また、印刷レイアウトの変更方法についても解説していきます。
 


 
平面図の入力の終了後に仕様書を作成します。

平面図の[作業項目]メニュー/[仕様.構造図]を選択します。
平面図データを基に仕様書が作成されます。
※ 仕様書が一度作成されている場合は、作成されず以前の内容の仕様書が表示されます。
 
 
仕様書作成後に平面図でプランを修正し、その内容を仕様書に反映させたい場合は、仕様書を再作成する必要があります。

仕様書の[作業]メニュー/[仕様書新規再作成]を選択します。
[仕様書の再作成]ダイアログが表示されます。再作成する内容を設定し、[了解]ボタンをクリックすると、仕様書が新規再作成されます。

※ 工事概要・設備仕様以外の項目についての再作成については、ヘルプの[仕様書新規再作成]をご覧ください。
 
 
 
仕様書が作成されるときに選択されている、各仕様の設定項目について説明します。
 
@ 図面概要
工事概要 工事名称
工事場所
施主データ
備考
未設定で作成されます。
作成日
工期 自
工期 至
作成した日付が設定されます。
建築面積
延べ面積
各階面積
敷地面積
平面図の内容が設定されます。
木部仕様 [ユーティリティ]/[建物タイプ設定]/[木部仕様初期値設定]の内容がで設定されます。
図面概要 未設定で作成されます。(選択リストの1番目が選択されます)
外部仕様 2 基礎巾木
3 外壁
5 屋根
6 軒天
平面図の内容が設定されます。
上記以外 [ユーティリティ]/[建物タイプ設定]/[外部仕様初期値設定]の内容がで設定されます。
※ 備考は未設定で作成されます。
建物性能 性能評価図面を作成している場合は、その内容が設定されます。
 
A 部屋仕様
備考
インターホン
カーテンBOX
未設定で作成されます。

鴨居
敷居
[ユーティリティ]/[建物タイプ設定]/[木部仕様初期値設定]の内容がで設定されます。
上記以外 平面図の内容が設定されます。
 
B 設備仕様
  平面図で入力している部品の内容と数量が設定されます。
   ※ 備考は未設定で作成されます。
 
 
 
■ 01. 図面概要
 
未設定の箇所や、修正の必要のある箇所を入力します。
[作成日・[工期]・[面積関係]に関しては、ダブルクリックすることで変更することができます。]
 
■ 02. 部屋仕様
 
[部屋仕様]メニューをクリックします。

部屋仕様を変更(確認)したい部屋をクリックします。(選択した部屋が赤いハッチングで表示されます)
各項目を必要に応じて変更します。
 
 
 
[一覧リスト]ボタンをクリックすると、一覧リスト画面が表示されます。
 
 
印刷するときは、上図の並びで出力されます。順番を変更するときは、[項目移動]ボタンで移動します。

「6 1階 キッチン」を「9 1階 広縁」の次の行に移動します。
「6 1階 キッチン」を選択し、[項目移動]ボタンをクリックします。

「9 1階 広縁」の行をクリックします。
 
「6 1階 キッチン」が「9 1階 広縁」の次の行に移動されます。
 
 
また、印刷時に出力したくない部屋があるときは、[項目非出力]を使用します。

出力したくない部屋を選択し、[項目非出力]ボタンをクリックします。
 
項目の先頭にアスタリスク(*)が付き、印刷時は出力しません。

再度選択し、[項目非出力]ボタンをクリックすると、アスタリスク(*)が消え、印刷時に出力されます。
 
[一覧リスト]では、〔Shift〕キーまたは〔Ctrl〕キーを押しながら選択することで、複数選択することができます。[項目移動][項目非出力]は、複数項目で行うことができます。
 
■ 03. 設備仕様
 
[設備仕様]メニューをクリックします。
平面図で入力した部品の内容と数量が表示されます。
 
 
項目を追加する場合は、空白行を選択し、[名称]ボタンをクリックして追加します。
[数量]ボタンをクリックして数量を入力します。

平面図から連動してない項目は、項目の先頭にアスタリスク(*)が付きます。
 
平面図と連動している部品については、名称を変更することができません。

数量を変更するときは、[設備の編集]ダイアログ中の「その他の設定」に数量を入力してください。
 
 
 
仕様書の印刷を行います。

[印刷]メニューを選択します。
印刷のレイアウト画面が表示されます。
図面をレイアウトし、[特記]ボタンをクリックして図面枠などの特記事項を挿入し、レイアウトします。

レイアウトが終了したら、[出力]ボタンで印刷します。
 
 
仕様書の印刷時のレイアウトは、【フォーム】を使って作成されています。印刷レイアウトを編集したいときは、【フォーム】プログラムの[連動表(フォーム)読込]で、[仕上表]−[内外部仕上表 A3 ハイプリント用]を読込み編集します。