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週刊濱崎塾(毎週月曜日更新)
今週の質問(2019.01.28)
構造ででてくる木杭について、地下常水面下にあるとは、具体的にどのような状態ですが?常時、水中にあるとすると、木杭は腐ってしまうのではないですか?さらに水中にある状態では、木杭は安定しないように思うのですが。
まず、木材の腐朽について解説しよう。木材腐朽菌の繁殖条件は、酸素・温度(5~45℃)・水分・栄養の4条件なんだ。そしてこれらのどれか1つの条件を欠けば腐朽菌は繁殖しないんだよ。
そこで、地下常水面下とは常に水の中にあるということなので、酸素が絶たれるので、腐朽を防止できるということなんだ。
このことから木杭はその全長が水面下になければならなく、また、支持地盤まで到達させて施工するので安定して建物を支えられるということなんだ。
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