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今週の質問(2019.04.22)

コンクリート工事において、"じゃんか"とは一体何ですか?

じゃんかというのは、コンクリート打ち込み不良のひとつだね。
写真を見ると、表面に凹凸が現れているのがわかるかな。
硬化したコンクリートの一部に粗骨材だけが集まってできた空げきの多い不均質な部分のことを指すぞ。
見た目から、「豆板」と呼ばれることもあるし、「」「あばた」という呼称もあることを覚えておこう。

コンクリート「豆板」

この状態は、コンクリートの表面にセメントペーストが行き届かなかったり、モルタルが充填しきらなかったりすることによって、骨材と分離してしまうせいで発生してしまうんだ。
じゃんかの状態では、空げきが多いこともあり、強度が低下してしまうため、構造物にとって致命的なアクシデントを多数引き起こす原因となる。
だから、施工者はこの状態にならないように対策を講じる必要があるんだよ。

建築士試験の合格には、自分の中で浮かんだ疑問としっかり向き合うことが大切になってくる。
合格まで着実な一歩を進んでいこう!

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