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今週の質問(2019.10.15)
構造力学の問題を解く際に、あらかじめ覚えておいたほうがいい公式はありますか?
構造力学の問題については、毎年決まった範囲の中から出題されるんだ。問題を解く際に、暗記したほうがいい公式があるので表にまとめておくね。
断面一次モーメント
S=A×y
断面二次モーメント
I=
bh312
断面係数
Z=
bh26
座屈荷重
Pk=
π2EIlk2
曲げ応力度
σ=
MZ
それぞれの公式について、簡単に説明していくよ。
断面一次モーメント S=A×y(図1参照)
A:断面積
y:考えている軸からその断面の図心までの距離
断面二次モーメント I= bh312 (図2参照)
(X軸に関する断面二次モーメント)
断面係数 Z= bh26 (図2参照)
(X軸に関する断面係数)
※上記の公式は、右図のような矩形断面に限るぞ!
座屈荷重 Pk= π2EIlk2
π:3.14(円周率)
E:ヤング係数
I:座屈軸に関する断面二次モーメント
lk:座屈長さ
曲げ応力度 σ= MZ
M:最大曲げモーメント
Z:断面係数
これらの公式は試験によく出る内容なので、あらかじめ暗記をしておこう!