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週刊濱崎塾(毎週月曜日更新)
今週の質問(2020.10.26)
計画で、健常者の高さ寸法と車いす使用者の高さ寸法が色々あり、どれがどの寸法か覚えられません。
何か覚えるコツなどありましたら教えてください。
寸法の覚え方かぁ~
確かにいろんな寸法とかあるから、覚えにくいかもしれないな。
だけど、理由を考えて覚えていくと、そんなに難しくないんだ。
車椅子の寸法を覚えることで、廊下幅・各設備の高さ等をイメージできるようになるぞ!!車椅子の各寸法は図のような寸法になっているんだ。
成人立位視点は床から155cm程度、車椅子使用者の視点位置は約40cm低い115cm。
この寸法を覚えていけば分かりやすいと思うぞ。
エレベーターの操作盤の高さも100cm程度。
ちょうど車椅子利用者の目線より少し低いところとなり、使いやすそうだ。
ちなみに、ホテルのフロントカウンターの高さは、一般用110cm程度、車いす使用者用70cm程度と40cm程度低くなっている。
成人立位で使用する高さと、車いす利用者が利用する高さの場合は、基本的にこのように考えていけば大丈夫だ。
ただし、多目的トイレの洋式便所の高さは車椅子から移動しやすいように40~45cm程度と、健常者用(36~38cm)の高さより少し高い。このような場合、理由と車椅子の寸法を結び付けていけば覚えやすい!!
あとは、いつもみんなが生活している「駅」「その他公共・商業建築」などのエレベーター、掲示板の高さなど、気を付けて見てくれ。
実際に見て確認して納得しておけば、記憶にも残りやすい。
このように、他の寸法も整理して覚えていこう!!