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今週の質問(2021.01.25)
計画の展示照度に関してなのですが、日本画より洋画の展示照度が大きい理由はどうしてでしょうか?
理由を理解して覚えておけば忘れないと思うのでよろしくお願いします。
美術館の展示室環境についてのところだね
試験には、「なぜ違うのか?」まで問われることはないので、あくまで簡単なところを説明していくぞ!
展示照度は基本的に大きく分けて以下の2つの要因で決まっているんだ。
- ①展示物の「光に対する感度」(簡単に言うと光に対する強さ)
これは、「展示照度が小さいということは、光に弱い。」と、考えた方が分かりやすいと思う。
日本画はとても光に弱いんだね。 - ②展示物の「立体感」
石などでできた白い彫刻とかが一番わかりやすいので、白い石造で説明するよ。
影ができないように照明を当てると真っ白で何か分からなくなってしまうよね、石造の白と影の黒を使い、立体感をきれいに出す理由もあるんだ!洋画(油絵)は、水彩画と違い、絵具を厚く使用することが多い。絵具の立体感も表現の一つなんだ!
日本画は、水墨画など基本的に洋画に比べて平面的なものが多いよね。
細かく言うと、もっと専門的になってしまうし、建築士試験の内容から離れちゃうから、このくらいにまとめておくよ。
展示照度が違う理由として一番の理由は「①」なので、そこは押さえておいてくれよ!!
今は、外出を控えるような状況で大変だけど、逆に捉えて「家で集中して勉強するチャンス」だと思って取り組もう。
今年合格して、来年は遊べるように頑張ろう!!