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今週の質問(2021.02.15)
土工事の地下水処理で行う「ディープウェル工法」と「リチャージ工法」との違いは何ですか?
地下水処理の工法の違いについての質問だね。
ディープウェル工法は深井戸工法とも言われ、根切り深さが深く、1度に地下水位を下げる必要がある場合に用いる工法の事なんだ。図のように「ディープウェル」を設置してポンプで排水する工法で、ディープウェル1本当りの揚水量が多く、深い帯水層の地下水位を大きく低下させることが可能なんだ。
リチャージ工法は復水工法とも言われ、「ディープウェル」で揚水した地下水を、図のような「リチャージウェル」を用いて地盤中へ強制的に注入する工法で、「ディープウェル」によって低下した根切り周囲の地下水位を回復させて周辺の地盤沈下を防ぐ等の目的で採用されるんだ。
「ディープウェル工法」は地下水位を大きく低下させる工法、「リチャージ工法」は地盤沈下を防止する工法なので、目的の違いを覚えておこう!!