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今週の質問(2021.06.14)
セルフレベリング材塗りで、流し込み作業中と施工後の硬化するまではできるだけ通風をなくした方がいいとありますが、通風をした方が早く乾燥して施工期間を短くできると思うのですがなぜですか?
「セルフレベリング材塗り」についての質問だね。
セルフレベリング材とはどういった材料なのか確認してみよう!
セルフレベリング材とは、ビニル床タイルやビニル床シートなどの床仕上げをする前の下地調整材のことだ。
セメント系・せっこう系の2種類があり、それぞれに骨材と流動化剤などの混和剤を配合することで、セルフレベリング性(自己水平性)が与えられるので、これを床に流し込んで簡単にならすだけで平滑な床を作ることが出来るんだ。つまり、簡単に言うと、液状に近い材料なんだ。
この液状に近い材料であるセルフレベリング材を流し込む時や施工後の硬化する前に通風を与えてしまうと、セルフレベリング材の表面部分だけが動いて硬化後にしわが発生したり、気泡跡が残ったりするから、セルフレベリング材を流し込む時や施工後の硬化するまではできるだけ通風をなくしたほうがいいんだ!
セルフレベリング材は液状に近い材料というのをイメージして覚えよう!