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二次試験対策

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第二次試験について

試験日 令和6年 8月25日(日)
合格発表日 令和6年 11月7日(木)
令和6年課題 「温浴施設のある複合商業施設」
第二次課題検証はコチラ

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  受講料 概要

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建築設備士 コース一覧


第一次試験(学科)総評

分野別の難易度

実施時間 分野 出題数 難易度
10:00~12:30
(2時間
30分)
【建築一般知識】
建築計画、環境工学、
構造力学、建築構造・
材料、建築施工
27問 出題傾向
及び
難易度とも
例年並み
【建築法規】
建築基準法、建築士法、消防法、
その他の関係法令
18問 出題傾向
及び
難易度とも
例年並み
13:40~17:10
(3時間
30分)
【建築設備】
建築設備設計計画及び
建築設備施工
60問 出題傾向
及び
難易度とも
例年並み
合計 105問 全体的な
難易度としては
例年並み

 建築一般知識・建築法規・建築設備においては、過去問から出題されている割合が多く、難易度は例年並み程度と感じた受験生が多かったようです。

 新傾向の問題もありましたが、過去問題の正誤反転された出題も多く見られました。全体的な難易度としては「例年並み」といえます。
 また、今年度も感染予防対策は、個人の判断が基本となり受験生においてもマスクの着用は人それぞれでした。

(1)建築一般知識

〔建築計画・建築設備:18問、建築構造:5問、建築施工:4問〕

 建築計画や環境設備は、概ね一級建築士レベル、建築構造、建築施工は、概ね二級建築士レベルの問題でした。

特徴的な問題

 特徴的な問題としては、ZEBの判断基準を表で問う問題(No.3)が挙げられます。政府が政策として推し進めている Nearly ZEB や ZEB Oriented の定義について、各種数値を含めて正確に理解できているかが問われました

 また、温度差換気による換気量の大小関係に関する計算問題(No.12)平成28年度にも出題されましたが、令和6年度においては、図や条件の記載方法が過去問とは違い、戸惑った受験生もいたのではないかと分析しています。

(2)建築法規

〔建築基準法:12問、その他の法令:6問〕

 建築設備以外の分野については、概ね二級建築士レベルから一級建築士レベルの問題でしたが、建築設備については、設備関係の法令告示を根拠とした専門性の高い問題が、例年通り出題されました。

特徴的な問題

 特徴的な問題としては、昨年、施行されたばかりの法令より、「居室における一酸化炭素の含有率」に関する問題(No.7)及び「自家用電気工作物」に関する問題(No.16)が挙げられます。常に改正された法令に対応できるように、最新の法令集・教材にて学習する必要があると考えます。

(3)建築設備

〔機械設備:30問、電気設備:24問、施工管理:6問〕

 図・計算問題に関しては、11問でした。

特徴的な問題

 特徴的な問題としては、「用途における浄化槽の処理対象人員の算定」(No.24)が挙げられます。他にも、実務の知識が問われる問題および計算問題が散見されました。また、新傾向問題として、情報通信セキュリティ等の設問もところどころに出題されており、解答を絞りにくく感じた受験生もいたのではないかと分析しています。

第二次試験への対策

 令和2年度から試験方法が変更され、今年で5回目を迎えます。
 建築設備基本計画、建築設備基本設計製図ともに、過去に出題された内容をベースに新しい視点での学習も必要になると考えられます。

 例年の事になりますが、一次試験 合格発表を待っていては、二次試験受験の準備に大きく遅れてしまいます。解答速報などを利用し、合格基準点を超えている受験生には、一日でも早く二次試験への対策をお勧めします。

一次試験 合格発表

令和6年 7月25日(木)


※詳細は、試験実施機関をご確認ください。

公益財団法人 建築技術教育普及センター


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