2023年度 管理業務主任者 本試験 解答速報
- ※正解番号は、2023年(令和5年)12月4日 (月) 11:00現在のものです。
- ※正解番号は、当学院が独自に判定したものですので、事前の予告なく変更になる場合があります。
総評
今年度の管理業務主任者試験は、昨年と比較して、形式面からも内容面からもやや難化したといえる。
1.形式面
個数問題が15問、組合せ問題が5問、穴埋めが1問であった。個数問題は過去最多の数であり、受験生にとっては精神的に非常に厳しい戦いを強いられたと思われる。
2.内容面
(1)民法
単独での出題は問1~問4と例年よりも少なく、ここでは基本的かつ平易な問題が多かったが、区分所有法等との複合問題が5問あり、全体で9問にまたがる出題となった。
(2)区分所有法・マンション標準管理規約
単なる知識の有無にとどまらず、具体的事例を前提とした知識の適用力を問う問題も多く、比較的難易度が高かったといえる。
(3)管理実務・会計
標準管理委託契約書は4問出題された。やや細かい内容まで問うものもあったが、注意深く読めば判断できたであろう。
財務諸表・仕訳の出題は3問であったが、いずれも平易であった。
(4)建築設備系
細かい知識や受験生が知らないであろう知識を問う問題も見られたが、過去問をきちんと学んでいれば判断できる選択肢も多かった。
なお、ここ最近の傾向どおり、長期修繕計画作成ガイドライン(4問)・修繕積立金ガイドライン(1問)が大きなウェイトを占めている。
(5)その他
今年度は、品確法、個人情報保護法、統計、賃貸住宅管理業法、宅建業法から各1問の出題であった。統計、賃貸住宅管理業法、宅建業法は、出題が定番化しつつあるといえる。
(6)マンション管理適正化法
マンション管理適正化法は、個数問題も多く、苦戦を強いられた受験生も多いと思われる。ただ、定義、重要事項説明、財産の分別管理、契約締結時の書面交付、管理事務の報告など、テーマは定番であるので、押さえるべき要点をきちんと意識して押さえる必要があるといえる。
2024年度 試験対策
コース名 | 開講日 | 概要 |
---|---|---|
初学者・学習経験者対象
本科コース |
2024年5月下旬~ 2024年本試験日 |
管理業務主任者試験に出題される範囲の知識修得と実戦力を養成基礎から学習をスタートし、講義ごとのチェックテスト、中間試験、実戦模擬試験で本試験への対応力を養成していきます。 |
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