受講生の声

古舘 恵三さん

設計・施工

古舘 恵三さん
一級建築士
業務内容:総合建設業経営、意匠設計から施工

構造計算 初級Webコース 卒業

将来を考え構造もできる意匠設計事務所に、構造設計一級建築士取得も目指す

  • 意匠設計を行い構造計算は外注だった
    利益は設計から工事中心
  • 構造計算の仕事を受注、受注も多くなり
    安定した利益が望めるように

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1級建築士を合格して勉強のサイクルを崩したくないと感じていたとき、日建学院さんから構造の話を伺い、その話が興味深く即決断に至りました。

日建学院さんから1級を取っただけの飾りの免許でなく、これからお金に変えていく力を付けた方が良いと言われて、自分の中には考えが無かったが、構造の初級が終わると簡単な構造計算の仕事をやるようにしました。

今まで意匠設計を行い、構造計算は外注に出していましたが、今後の事を考えると構造も出来る意匠設計事務所でないと発展がないと思い、構造計算ソフトを購入し、構造計算の仕事を受注するようにしました。最初は大変でしたが、構造計算を勉強した事が今では大変役に立っています。

余談ですが、今まで設計から工事中心に利益サイクルをみていましたが、構造計算の受注が多くなり、安定した利益が望めるようになりました。

将来の夢というところで私は構造一級建築士を取得したいという意欲も出てきました。
会社として個人としても、いつもと同じであれば発展がなく進歩がありません。先が見えない時代だからこそ生き残るために常に前を向いて新しい事にチャレンジしなければならないと思います。

今回、非常に良い経験をしました。構造計算が出来るということでビジネスチャンスが広がるということを実感いたしました。
意匠設計をされている方は構造計算をやらない方が多いと思いますが、人がやらないからこそ、そこを取り組んでいけば自分に必ずプラスになると思います。

三宅 淳一朗さん

施工管理

三宅 淳一朗さん
一級建築士、一級建築施工管理技士
業務内容:建設会社経営、施工管理、営業

構造計算 初級Webコース 卒業

Web学習は好きな時間に何回でも受講でき自由に進めることができてよかった

  • 理解できればと興味はあったが仕事上
    施工管理中心で構造計算を行わなかった
  • 構造を理解して仕事の幅が広がり
    構造設計者と対等に会話して提案も可能

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私の仕事は施工管理などが中心で構造計算を行うことは今までありませんでした。
ただ仕事柄、施工管理を行う上で、なぜこの部材なのか、どのような計算でこのような断面になったのか、興味はありましたし、構造計算が理解できたら仕事の幅が広がるかもしれないと思っていました。

また、自社で鉄工所を保有している事もあり、歩廊(ほろう)や機械架台等の部材の選定が自前できるようになれば役に立つと思い受講を決意しました。

設計会社とタッグを組む場合は、構造設計者と対等に話ができるようになり、打合せの状況から「施工しやすくて経済的な断面」なども提案することが可能になりました。これは初級コースを勉強したことで基本的な構造の考え方が理解できたからだと思います。

それから施工管理をする上で仮設計算は必ず付きまとう事ですが、仮設計算の構造的な意味なども理解が深まりました。
また、躯体工事では特に構造上、何が重要なのか、どの断面で部材・断面が決まっているのか、構造的な事を知って施工をすることは品質を確保する上でとても重要な事です。

あとは鉄骨の機械架台を製作するにあたり、簡易的な設計、具体的には部材の検討・選定などが出来るようになりましたので大変役に立っています。

学習形態はWeb講座を選択しました。このWeb講座は通学の時間が節約でき、好きな時間に何回でも受講できるため自由に進めていくことが出来ましたので良かったと思います。
ただし、初級で全40回ある講座は自己責任で計画的に進めないと所定の期間で完了できなくなりますが、担当の方(日建学院)からのフォロー(声かけ)がありましたので助かりました。

講義では計算ばかりではなく、時代の流れや背景などの説明もありましたので、理解が深まり良かったです。

原田 弘之さん

建設業

原田 弘之さん
一級建築士
業務内容:住宅を主体とした意匠設計

構造計算 初級・中級Webコース 卒業

生涯現役を考え建築士としての資質をより高めるために61歳で一から学んだ

  • 構造は外部に依頼して確認
    耐震関係は今まで経験と勘で設計
  • 社内でスピーディーに意匠変更を行えて
    同業他社と差別化、費用や時間の節約も

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60歳で医者になられた方の記事を読んだ。その方は医大の面接で「なぜその年齢で医者になるのか」という質問を多くの方からされ、その答として100歳を超えてなお現役の医者として患者に向き合っておられた日野原重明医師の話をされたそうです。

私は還暦を過ぎ、あと何年建築士として仕事が出来るか、あるいはいつ現役引退しようかと日々思っていた時に、この記事を読んで「生涯現役の向学心」や「その姿勢」は大変感慨深いものでした。そこで私も生涯現役をもくろみ建築士としてさらなる資質を高めるため、もう学ぶには遅すぎるとあきらめていた構造計算でしたが、61歳で一から学ぶ決意をしました。これが受講の動機です。

実務においても、私が構造計算を習得したことで構造チェックや外部依頼費用など、確定までの待ち時間の節約、そして構造でOUTになった場合においても大変スピーディーに、社内で意匠変更ができるなど、構造計算を勉強したことで仕事に大変役立っています。

また、弊社にとって構造計算が出来るということで同業他社との差別化になっていて社長以下社員も大変喜んでいます。今まで経験と勘で設計をしていた耐震関係においても構造設計の知識が役に立っています。

私が学んだ講座以外に多くの構造計算に関するスキルアップ講座があります。私は60歳を過ぎていますが、今後、更に経験を積み、将来現役の建築士でなければと思っております。その為には常に勉強で、他の構造計算講座にも挑戦したいと考えています。

私が受講したのは初級、中級の構造計算コースだが、有り難いことにすべて自宅で学習が出来る事でした。この年で自分の子供より若い方と机を並べる学習はさすがに恥ずかしく受講の障害となると思っていましたが、自宅学習が選択出来たことで自分の好きな時間に好きなだけ何度も学習できたし、理解できない講義は繰り返し自分のペースで何度も視聴できた事は大変良かったです。特に講師の谷口先生の手書きのホワイトボードでの解説が非常に解り易くて大変良かったと思います。

杉山 稔さん

測量コンサルタント

杉山 稔さん
一級建築士
業務内容:補償業務

構造計算 初級Webコース 卒業

構造計算コースは現場施工管理においても役立つことが非常に多いと感じた

  • 約25年ゼネコンで現場施工経験後
    構造を一から学習してみようと考えた
  • 今までの施工経験と学習した構造知識が
    現業務の既存建物の評価に役立っている

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25年近くゼネコンで現場施工をしていましたが、思うところがあり自主退社しました。退社後に日建学院に通い無事一級建築士となりました。

就職を考えているときに、意外と構造設計経験の需要があり、日建学院の営業担当者から構造設計コースを紹介いただきました。構造設計コースには色々ありますが、その中で自分の目標としては、中規模物件の構造計算ができ、耐震診断が出来るようになれば面白いと思い、先ず構造計算初級コースを受講することにしました。

一級建築士の勉強では、正解枝を選択できる程度の断片的な知識でした。初級コースではモデルケースを使い構造計算書作成の説明をしており、予習しなくても視聴するだけで考え方が理解できるため、無理なく一気に視聴できました。

ひと通り視聴した後に、手書きの構造計算書を何回も作成する練習を行うことで、手順や考え方が身に着きました。
一級建築士の勉強中には「何故こうなのか」理解できなかったところが、「こういうことか」と理解ができました。

現在、補償コンサルタント業務に携わっています。補償業務とは土地拾得に関わる既存不動産の評価をする業務です。既存建物の移転等の補償がある場合、現場での施工経験と初級コースで学んだ構造知識で既存建物の構造や仕様を解体することなくある程度想定でき、評価に役立っています。

構造計算コースは、構造設計者や意匠設計者だけではなく、現場施工に従事している方にも役立つことが多いと感じました。

構造計算書も概略理解できるため、構造設計者との意思の疎通が図れます。例えばコンクリートで水勾配を取るため増しコンしても荷重的に持つのか、施工中に設備機械を屋上に設置することになったが構造的に補強が必要なのか等、構造設計者に確認すべきかどうか判断が付くようになります。

また、配筋検査や鉄骨原寸検査・製品検査を始め、施工図・製作図の打合せで構造設計者と会話が成立することで打合せがスムーズに進みます。
あるいは、協力業者任せになる部分が多い仮設計画、SRC造の鉄骨建て方計画で自立するか等の施工計画立案及び仮設計算が出来るようになることと、施工の手順や管理ポイントがわかるようになり、施工事故防止につながります。

このように現場施工管理において、初級コースは十分活用でき、現場管理のレベルアップになり、社内外から信頼される施工管理が出来るようになります。

黒部 祥一さん

構造設計

黒部 祥一さん
一級建築士
業務内容:構造計算ソフトでRC造、S造の構造設計

構造計算 初級・中級Webコース 卒業

構造計算の全他の流れが把握でき理解できるようになった

  • 念願の構造設計事務所へ転職してすぐで
    構造計算知識がほぼ無かった
  • 数値の裏付けや確認までできることで
    上司の依頼にもすぐ対応できるように

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私は、鉄工関係の会社で鉄骨等の設計に関わる仕事をしていました。その時、1級建築士を取得するために日建学院旭川校でお世話になりおかげさまで合格することができました。 その1級建築士の構造を勉強する中で、合格したら将来は資格を活かして自分の好きな分野である「構造設計に進みたい」という思いが強くなりました。

晴れて念願の1級建築士を手にした時、迷わず構造設計事務所へ転職しました。 転職してみて、あたりまえですが構造計算知識も無いほぼ素人の私ですから仕事をするためにも構造計算知識を身につけなければならないということでした。それが構造計算を勉強しようと思った動機です。

初級コースを受講してみて良かった点は、手計算で構造計算を勉強するため、構造計算の全体の流れが把握でき理解できたことです。普段は構造計算ソフトで構造計算を行っているため手計算で建物1棟の構造計算をやることはありませんでした。
中級コースでは3階建てから5階建ての建物規模の構造計算を手計算で行いましたので、この手計算で構造計算を勉強することは大変良かったと思いました。

これまで構造計算ソフトを用いて構造計算を行うため、入力する数値の根拠や計算過程があやふやでしたが、勉強した後は、わかって数値を入力したり、どうしてこの計算結果なのかが判断できるようになったことが良かったです。

また、手計算で学んだことで数値の裏付けや確認までできるようになり、上司からの依頼にもすぐ対応できるようになりました。テキストは大変わかりやすく解説してあるので職場で何か分からないことがあると確認するようにしています。

構造設計は意匠設計と同時進行していきますから、意匠の知識も必要であり、意匠設計される方も逆のことがいえると思います。勉強して感じたことですが、意匠設計の方も構造計算の知識があれば、意匠設計においても効率的な良い設計ができるのではないかと思いました。

最終目標は構造設計1級建築士になることです。それまで日々頑張って実務経験を積んで行きたいと思います。

大森 澄朗さん

設計・施工

大森 澄朗さん
一級建築士
業務内容;意匠設計、工事監理(S/RC/SRC/W造)

構造計算 初級・中級Webコース 卒業

構造は苦手だったが先生の説明が分かりやすいため理解、また少し好きに(笑)

  • 建物の過程断面も構造事務所に聞いて
    自分で検討できなかった
  • 日本建築学会規準書を理解できるように
    次の目標は構造設計一級建築士取得

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所長より、「建物を計画するうえで仮定断面ぐらいは構造事務所に聞くのではなく、自分で検討できるようにならないとだめだ。」と言われてきました。意匠設計と構造設計は常に同時進行していくので非常に密接な関わりがあります。

過去に耐震偽装等で建築士の資質が大きく問われました。今も感じることですが、意匠設計者は意匠設計だけでなく構造の知識も身に付け、エンドユーザーが安心できる建築物を設計しなければならないと思っています。それには常に自分の技術、知識などのスキルアップが必要だと思い、受講しました。

建物を計画していくうえで建物の仮定断面ですが、今までは構造事務所に聞いていましたが、構造計算を勉強してからは自分で検討できるようになりました。さらには設計者として工事監理していくうえで、構造の特記仕様書もしっかり理解できるようになり仕事に大変役立っています。

また、小規模な土留めの擁壁及び看板等の設計なども依頼されることがあり、受講した内容がそのまま活かせています。

その他、設備機器を壁から吊るす計画で、取り付ける際に設備機器及びそれを乗せる鉄骨架台の重量を算定し、鉄骨架台の部材寸法及びアンカーの本数がどれくらい必要なのか、適切に算定することも出来るようになり勉強したことが役立っています。

手計算による構造計算を自分で勉強してみて、構造計算は非常に根気のいる作業だなと思いました。
勉強したことで構造設計者の苦労や考え方が少しでも理解できたかなと思います。

テキストは、初級及び中級コース共に見開きで右側のページは構造計算書、左側ページは構造計算書の解説となっており非常にわかりやすく勉強しやすかったです。講座終了後もテキストは仕事で実務書として使えるので、いつでも仕事場で確認できるように会社に置いてあります。1級建築士の試験で少し興味があった構造の分野ですが、今回の構造計算コースを受講後、構造が身近に感じられるようになりました。また、仕事中に手計算ですぐ確認できるよう電卓とノートは常に肌身離さず持ち歩くようになりました。

次の目標は構造設計一級建築士取得です。実務経験を積んで取得できるように頑張りたいと思います。そのためには構造計算の基本をもう少ししっかりと勉強しておきたいと思います。

一番良かった点は、苦手だった構造を少し好きになったことです(笑)。正直言って構造は簡単ではありません。しかし、先生の説明は分かりやすく私でも理解することができました。日本建築学会の規準書に沿って勉強していくので、今まで開くこともせず全く分からなかった自分が、規準書を開き理解できるようになった喜びがありました。

勉強しようか悩んでいる方、構造に対し苦手意識の強い方ほど受講することをお勧めします。

「なるほど・・・」と思うことや「あれはこんな簡単なことだったか・・・」と気づくことも多いと思います。何より知識を得ることで少し自信が持てます。

学ぶにはお金も時間も、そして家族が居れば家族の理解・協力が必要になります。しかし、それらを乗り越えて得られた知識は何事にも代えがたい財産になると思います。

金子 健太さん

意匠設計

金子 健太さん
一級建築士、福祉住環境コーディネーター2級
業務内容:意匠設計、設計監理、木造の構造計算

構造計算 初級Webコース 卒業

構造計算の考え方や手順を理解させるわかりやすいテキストは何よりも良い

  • 構造計算書を見ても何が何だかわからず
    理解できないことだらけ
  • 検査機関や行政庁と構造計算内容を協議
    いずれ構造設計一級建築士を取得したい

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受講のきっかけは、私が建築業界に就職してから10年間に中越大震災や中越沖大震災、東日本大震災を経験しました。この地震で意匠設計だけでなく構造も意識して設計が出来る技術者になる必要性があるのではないかと考えるようになりました。 自分で設計から構造計算まで通してできたらお客さまに自信をもって提案でき、満足して頂けるのではと思ったのが受講するきっかけでした。

実務においては木造の2階建てをメインに設計業務を行っていますが、長期優良住宅対応時には許容応力度計算を行い、検査機関や行政庁とも構造計算内容について協議ができるようになり、とても役に立ちました。 将来は構造設計1級を取得したいのでこれからも中級、上級とレベルアップして受講したいと思います。

今まで分厚い構造計算書を見ても何が何だかさっぱりわかりませんでした。 本当にこの内容がわかるようになるのか!?半信半疑ではありましたが、受講してみると構造計算の考え方ややり方などを基本から学ぶことが出来ました。

何よりも良いと感じたのはわかり易いテキストでした。見開きになっており、右ページに該当する構造計算書のページ、左ページに解説が書かれていて実際の構造計算書の見方がわかると同時に計算結果をどのように明記するかも一発でわかるようになっていました。

講義は平屋建て1スパンのRC造、S造、W造の順番に進みますが、このテキストは構造計算の考え方や手順を理解させるようになっておりましたので、工法が変わっても基本的な考え方や手順は同じだということがすんなりと理解できました。今まで理解できなかったことも腑に落ちていく感じがしました。

原 英光さん

意匠設計

原 英光さん
一級建築士
業務内容:大学非常勤講師、各種建物の設計

構造計算 初級Webコース 卒業

構造の知識を得ることができ、自分で構造計算できるという自信にもなった

  • 構造計算全て構造設計の方にお任せ状態
    構造の知識を身につけたいと考えていた
  • 意匠と構造バランスのとれた建物を計画
    自分で建物の安全性も確認できるように

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構造計算は全て構造設計の方にお任せという状態でした。
常日頃からこれではいけないなと思いながら、やはり信頼される設計者であるためには、安全性の高い建物の設計ができる技術者でなければならないと考えていました。 そのためには意匠設計だけでなく構造の知識も身につけなければと考えていたのでそれが動機でした。

この初級コースを受講して構造に対する知識が得られたことで、簡単なものであれば自分で構造計算が出来るようになった事が大きかった。2階建の木造住宅の設計においても構造計算を行って安全かどうか確認しています。

また、構造設計の方に依頼した構造計算についても意見交換をしながら設計を進めるようになったことで意匠と構造のバランスのとれた建物を計画できるようになりました。
そのほかにも、地盤の検討や木造のプレカットの打合せ・金物の取付けや耐震補強設計にも構造の知識を必要とする場面は多々あり、この講義で得られた知識がとても役に立っています。

自分の手で構造計算書を作成してみて、大変だったが、やり終えてみると構造計算ができるという自信にもつながりました。自分で設計した建物を構造計算し、建物の安全性を確認できるようになった事、お施主さんにも自信を持って安全であることが説明できるようになった事が良かったです。

櫻井 誠一さん

構造設計

櫻井 誠一さん
一級建築士
業務内容:構造設計

構造計算 初級Webコース 卒業

受講して構造計算の奥深さを知り、意匠設計から構造設計へ転職

  • 意匠設計担当で構造知識ゼロ
    お客様へ構造のことは説明できない
  • 審査機関の指摘もすぐ手書きで修正可能
    現在は構造設計一級建築士が目標に

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受講した当時は、耐震偽装事件のあとで私は意匠設計を担当しておりました。
構造は専門外ということもありましたので、あまり意識していませんでしたが、名刺には一級建築士とありますし、一級建築士なら、構造のことも知っていて当然と思ってお客様も接してきます。お客様から耐震偽装事件のことについて聞かれる事もあり、構造計算の知識も無いため分かり易くお客様に説明することが出来ませんでした。

やはり信頼される技術者であるためには、意匠設計が担当でも最低限の構造に関する知識は必要だなと思っているときに、日建学院で構造計算講座の存在を知り、すぐに受講しようと思ったのが動機です。

意匠設計が出来る方はたくさんいますが、構造設計まで出来る方は、非常に少ないという事を感じていました。構造設計をやる人が少ないという事はそこに必要とされるニーズがあるなと思い、この機会に構造設計も出来るようにと転職しました。お陰さまで多くの建築物の構造設計に携わることが出来ました。
鉄骨造では、事務所ビル、武道場、体育館、大型店舗、工場、学校など、鉄筋コンクリート造では、学校、公民館などです。

業務において、ここはどのように計算していたかなと確認したい事が出てきます。そうすると初級で使用した構造計算のテキストを読み返して確認しています。このテキストでいろいろな問題を解決することが出来ました。例えば、意匠からの要望で柱の断面サイズに制限が与えられた場合、どのようにして経済的な断面とするか、また仮定断面サイズをどのようにして決めていくか等です。テキストは結構傷んできてしまいましたが、常に手元において大切に使わせてもらっています。

その他、役立っている事で構造計算適合性判定機関と確認審査機関から指摘を受けた時、自分でその場で電卓をたたき、手書きで修正できるようになった事です。

受講して構造計算の奥深さを知り、意匠設計から構造設計に転職しました。
勉強した結果、人生までも変わっていきました。そして、現在では構造設計一級建築士を目指しています。

実際の業務に関係なく、構造は勉強しておいて損はないと思います。とても分かりやすいテキストと、丁寧な内容の講義なので、構造知識ゼロの私でも理解できました。

根本 真也さん

建設業

根本 真也さん
一級建築士
業務内容:鉄骨造の設計施工

構造計算 初級・中級Webコース 卒業

最近増えた施主様からの構造に関する質問にも自信をもって答えています

  • 構造計算の知識を得てスキルアップ
    自社で構造計算できるようにしたかった
  • 図面見ただけで構造の問題まで理解でき
    簡単な構造計算は自分でできるように

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私は鉄骨の加工から建物の設計施工まで行う業務を行っております。構造設計一級建築士の資格制度が出来た時、これからは一級建築士だけでなく、構造の事も理解している技術者が必要になると感じました。

この資格制度が出来たことで、今まで出来ていた仕事も出来なくなるのでは、という危機感もありました。仕事がら鉄骨造の設計もやっていますので構造計算は関係してきます。一級建築士の資格だけでなく、やはり構造計算の知識は必要と考え、スキルアップを図るとともに、将来的には自社で構造計算もできるようにしたいということから日建学院の講座を受講してみようと思いました。

建築士受験のためのテキストと違い、実務で使えるような現実的な学習内容だったことも良かったし、本業の鉄骨に関しては、特に心に沁みるような授業だった。何度もわかるまで受講できたのも良かったです。

勉強して一番良かった事は図面1枚見ただけで、中に隠れている構造の問題まで理解できるようになった事です。これはたいへん仕事に役立っています。

初級・中級コースを勉強すればどのような手順で、どのような考え方で構造計算するのか、などは理解できますが、実際に実務で構造計算が出来なければ意味がないと思い、勉強した後は簡単な構造計算は自分でやると決めてチャレンジしました。

今では簡単な構造計算は自分で出来るようになりましたので大変役立っています。
最近、大地震が多いということもあり、構造計算のお客様ではない一般の施主様からも、構造に関する質問が多くなりました。これらの対応にも構造計算を勉強したお陰でお客様から構造の質問が出ても今は自信を持って答えています。

松井 良介さん

建設業

松井 良介さん
一級建築士
業務内容:意匠設計、施工管理(現場監督)

構造計算 初級・中級Webコース 卒業

構造計算全体の流れとして考えることができるようになり理解度が増した

  • 何となくの経験や感覚にたよっていて
    構造計算の手順はわからなかった
  • 耐震上のことも分かりやすく説明ができ
    自ら手計算で構造計算ができるように

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私は工業高校卒業後、実務経験を経て二級建築士取得、さらに実務経験を経て一級建築士を取得しました。

工業高校で構造計算を習うことがなかったので、施工現場の経験でこのスパンなら柱・梁の部材、鉄筋量等がどれくらいの大きさが必要と何となくわかる程度だったので、根本的に構造計算の手順がわかりませんでした。
構造計算の手順がわかることにより、今までとは違った角度から物事をとらえることができ、また自分のスキルアップにつながると思い、この講座を受講しようと思いました。

建築士受験のテキストで習った内容を個々である程度、理解していましたが、この講座を受講したことにより構造計算全体の流れとして考えることができるようになり理解度が増しました。再確認したい箇所は何度でも受講できるのがよかったと思います。

今回、受講したことにより今まで経験や感覚にたよっていた部分が自分で確認できるようになり木造住宅・低層階の構造計算はできるようになりました。また、お施主様から耐震上のことを聞かれる場合もあり、今まで思うような説明は出来ていませんでした。これが構造計算を勉強したことでお施主様に分かり易く説明ができるようになりました。

業務上、意匠設計後、構造計算が必要な場合、外注に依頼し建物の施工する事が多いですが、先ず自分で、手計算で構造計算を行い、そして施工的にどの部位・部分に特に注意が必要かも確認しながら仕事ができるようになりましたので、業務に大変役にたっています。

末永 達大さん

構造設計

末永 達大さん
一級建築士
業務内容:RC造、SRC造、S造の構造設計

構造計算 初級Webコース 卒業

テキストの内容が役立っていて今でもわからないことがあるとテキストを見る

  • 計算結果に対する判断と計算機入力以外
    主にコンピュータに任せていた
  • 工事現場や設計の打合せで説明ができ
    必要な場面ですぐ手計算ができるように

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私は普段から構造図や構造計算書を作成していますが、構造計算については現在のパソコンの精度が高く、さらに計算内容が複雑化していることから、計算結果に対する判断、計算機入力以外については主にコンピュータに任せる傾向があります。 今後は自分が成長する上でコンピュータでの計算だけでなく、自分の判断力を向上させるために手計算を勉強する必要があると考え構造計算コースを受講しようと思いました。

講義の受講や手計算による構造計算書作成は、初心を思い出させて頂きました。この講義以降、手計算で検討を行うことが多くなり、とても役に立っています。

また、工事現場や設計での打ち合せで説明ができるようになった事や、スラブの設計・小梁の設計など手計算が必要な場面ではすぐに電卓をたたいて計算できるようになりました。また、わからないことがあればテキストを開き、その内容が役に立っていると思います。

小西 孝司さん

意匠・構造設計

小西 孝司さん
一級建築士、宅地建物取引士
業務内容:建築設計事務所設計、意匠設計及び構造設計

構造計算 初級Webコース 卒業

テキストは今では実務上欠かせない書籍

  • 構造計算はどちらかというと苦手
    理解度は1級建築士学科試験の範囲程度
  • 安全面に対して他所との差別化を図り

    ワンランク上の住宅の提案ができる

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今まで構造計算は、どちらかと言えば苦手で、1級建築士取得の際も苦労しました。ただ、1級建築士を取得し、少ないながらも実際に設計の仕事をするようになって一番に感じた事は、最近、大きな地震が各地で発生している中で、お客様の大事な財産となる建物を設計するわけですから構造をしっかりと理解しておかなければならないと思いました。

しかし、私の構造に関する理解度は、1級建築士学科試験の範囲程度しかなくそんな状況でした。そこで学会の設計基準書を読み漁りましたが、かなりレベルの高い内容であり、理解するにも全く意味不明な事も多く、途中で断念してしまいました。これではダメだと思い受講を決意しました。

一般住宅(木造)を設計する際、通常なら構造計算まで必要のない案件においても、土台の座金のめり込み検定・アンカーボルトの基礎定着長さの検定・コンクリートコーンの破壊体力検定等、いつもは壁量計算やN値計算で終わっていたものを細かく計算する事で、安全面に対して他社との差別化を図り、ワンランク上の住宅を提案することが出来ました。

又、一階RC、上層階木造等の混構造に対する地震力の考え方や風荷重による軒先垂木の断面算定をする事で、更に安全面の不安を取り除き、計算値に裏づけされた安心・安全な住宅の提案が出来るようになり良かったです。

仕事ではソフトで構造計算を実施していますが、全てソフト任せにするのではなく、最終的には人の力が必ず必要なので、計算過程や計算結果に目を通して確認も出来るようになり大変役に立っています。

最後に一度や二度の学習では計算手法等忘れてしまう事も多いのですが、テキストを確認すればすぐに思い出せるほど、テキストは良く出来ており、今では実務上欠かせない書籍として役立っています。常に事務所において確認できるようにしています。

今後、官公庁や業者又はお客様との打合せの中で構造計算に触れる事が多々あると思います。まだ、自分自身学習中では有りますが、今まで学習してきた事を活かしつつ、新しい知識の追求も行っていきたいと考えております。

今回の構造を勉強したことで構造の実務経験を積み上げていけば、構造設計一級建築士にも挑戦できるチャンスが出来ました。私の夢は、意匠設計と構造設計の両方が出来る事務所にする事です。更に勉強して構造設計一級建築士取得を目指します。

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