株式会社 建築資料研究社/日建学院の55周年を記念した「キャンペーンマーク・デザインコンペ」に
沢山の素敵な作品をご応募いただきまして、ありがとうございました!
厳正な審査の結果、日本全国から集まった沢山の応募作品の中から、
グランプリ(1作品)・特別賞(3作品)の入賞作品が
決定いたしましたので、ここに発表いたします。
入賞された皆様、おめでとうございます!
日建学院創立55周年記念
キャンペーンマーク・デザインコンペ
結果発表
販促グッズ等記載のマークに採用|賞金20万円
こちらのデザインが
55周年記念販促グッズなどに
記載のマークになります!
「夢実現へのステップアップ」
黒田 俊希 様(大阪公立大学 デザイン人間工学研究室 3年)
デザインコンセプト
日建学院が掲げる目標の「人々の夢の応援」「建築産業界の支援・育成」に注目し、人々・業界が日建学院が支えている階段をステップアップし、これからも駆け上がっていけるようなデザインをコンセプトとしました。
審査員講評
全体のバランスと極限まで無駄を削ぎ落としたシンプルさが美しい。線の肉厚感からパワーを感じる。四隅の余白部分の三角形と階段部分の四角形の配置が、ロゴ全体を絶妙なバランスで保っている。直方体を用いる事で画面に奥行きを作り、さらに「ステップアップ」というコンセプトに沿った、右斜め上への視線誘導も素晴らしい。また、影の部分を赤にすることで、赤と白のみで「影の黒」を鑑賞者に想像させてしまう仕掛けも面白い。「シンプル・イズ・ベスト」を体現した良いロゴだと思う。
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「55年を超えて、これからも」
和泉 大雅 様(東京理科大学大学院 工学研究科建築学専攻 2年)
デザインコンセプト
このロゴには、日建学院のN、55年の経験と歴史、日建学院のさらなる発展と成長のイメージが融合している。
審査員講評
アイディアはもちろんですが、55本の線のみでロゴを完結させる勇気が本当にすごい。ロゴ一つでクリエイターの設計力の高さを感じる。デザインを起こすにあたってのプロセスと考え方に、ロゴデザインを構築する際に必要な基礎力の高さと圧倒的なインテリジェンスを感じる。敢えて円を欠けさせることで未来の伸び代を表現し、デザイン全体に「時間」という概念を入れ込む大胆さと発想に脱帽した。
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「溢れ出す可能性」
渡辺 倫大 様(北海学園大学 建築学科 石橋研究室 4年)
デザインコンセプト
建築の資格学校であることを視認できるよう、建築の要素である窓と扉が付いた建物、学校の要素である教材本をデザインに取り入れました。
審査員講評
老若男女に好まれる可愛らしさと優しさがある。「見ている人の想像力を働かせよう」というメッセージ性が好き。右下の三角があるのとないのでは全然違ってくるので、そこに三角が必要だと判断をしたクリエイターのセンスを感じる。
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「巨匠『ル・コルビジェ』」
北村 彩香 様(北海道大学院 建築都市空間デザイン専攻 建築計画学研究室(森傑研究室) 2年)
デザインコンセプト
1級建築士を取って「ル・コルビジェ」のように「巨匠」になるぞ、という想いを込めて、「ル・コルビジェ」を軸に作成した。55周年ということで55をメガネに見立て、眉間のしわは「日建学院」の頭文字の「N」に見立てた。コルビジェの顔は、勉強してるかなーってロゴの四角の枠から出て見ていて、背中を押してくれるようなイメージ。
審査員講評
ロゴを作るにあたって、他のどの参加者とも被らない出発の仕方をした所に高いクリエイティビティを感じる。建築家でもあり画家でもあるコルビジェの顔をモチーフに選び、彼が絵画の中で好んで使用したピンクを引用したあたりも美術史や建築史に対するリスペクトが伝わった。
総評
この度は、「キャンペーンマーク・デザインコンペ」に数多くのご応募をいただき、心から感謝申し上げます。忙しい学生生活を送りながらも、素晴らしい作品を制作してくださった学生の皆さまに敬意を表します。また、学生へ作品応募の後押しをしてくださった先生方にも感謝申し上げます。
日建学院の母体となる株式会社 建築資料研究社が創立55周年を迎えたことを記念して開催した本コンペでは、建築を学ぶ学生の皆様に日建学院を想起させるデザインがあしらわれたマークを募集いたしました。今ではありがたいことに「資格取得スクールの日建学院」として認知していただいている当社ですが、元は建築関連書籍の出版・販売会社として創業しました。現在も書籍出版事業には力を入れており、本コンペでデザインを「書籍」に焦点を当てて制作してくださった学生様もおり、当社のもうひとつの側面を知っていただくきっかけにもなったようで、大変嬉しく思っております。
特に、受賞4作品はカラーリングやアイデア力、独創性に優れていたことはもちろん、今後販促グッズとして活用する上での見え方や、実際に日建学院のロゴ横にデザインした時のイメージなど、作品提出の形にも様々な工夫が見られ、審査員一同感銘を受けました。
株式会社 建築資料研究社/日建学院は、今後とも未来の建設業界を担うすべての方々を応援いたします。
キャンペーンマーク・デザインコンペ 審査員一同