合格者の声・取り組み#日建人

1級建築士の学科、2級建築士の学科と製図を担当しています。受験の準備からガイダンス、完全攻略講義、課題対策講義、そして講師研修なども手掛けています。

その中で心がけているのは、決めたターゲットにわかりやすい教材や講義を届けられているかを常に自問自答すること。感覚的な言葉を用いることなく、具体的に提示できるような内容を考えています。

同時に、なぜできないのか、どうして苦手になるのかを分析して、根本から原因を解決できる教材を届けたいと思っています。さらには、これから何が起きるか。たとえばこの部分で多くの受講生がつまずきがちであるとか、試験日が近づくと心身ともに不安定になりがちなどということを踏まえ、それに向けてどうすれば良いかを提案できるようアンテナを張り巡らせています。

日建学院には全国的に多くの受講生が集まります。その一人ひとりに担当者がついて細かくフォローしています。本音でつきあえる関係なので、要望や改善してほしい点、これが良かったという声も集まります。長年の経験で積み重なった受講生の実際の声や、試験対策の知恵、分析力などを駆使して、講師を含むスタッフ一丸となり、とことんサポートできること。それは受講生の合格を願う私たちにとっても頑張りがいのある環境です。

講義でしっかり対応できたと思っていても、受講生の皆さんの成績が思うような結果にならないことはあります。課題で学習を進め、しっかり解説したと考えている内容に関して、多くの受講生が理解できなかった時などは、この仕事の難しさを痛感します。

講師が「いい講義ができた」「これならみんなわかりやすかっただろう」と思っていても、受講生の成績アップにつながらなければなんの意味もありません。そんな時は、さらに具体的に、そして苦手要因を突き詰めて考え、講義や教材をブラッシュアップしていかなければなりません。それは大変なことですが、やりがいでもあります。

「先生の話を聞いて気合いが入った」「あの言葉を聞いて、あきらめずに頑張ってみようと思った」などという声を聞くことができると、本当にうれしく「この仕事をしていて良かった」と感じます。

もうひとつうれしいことは、本試験を想定して作った予想問題が的を射ていた時。合格を直接的に手助けできるものなので、ホッとすると同時に手応えややりがいを感じますね。

映像講義に関しては、慣れないうちは多少の戸惑いを感じる受講生もいるようです。けれど慣れてしまえば絶対的な効果が合格率という結果で保証されています。生講義であれば、どの講師の講義を受けるかによって結果が変わってきます。講師のレベルに差がなかったとしても、人間同士が直接やりとりすれば相性もありますし、同じ教室で学ぶ受講生と講師のやりとりによっても、講義の進行や密度が変わってくる可能性は高いでしょう。

全講師と専門スタッフが互いに全力を出し合ってひとつの映像講義を作る。それを全国の受講生が観る。これだけ確かで効率的なことはないはずです。大学受験の予備校でも映像講義が増えています。コロナ禍だけが原因ではなく、講義の質や成果が上がることがわかっているからです。さらには、コロナ禍にも問題なく対応できた。それによって、誰にとっても、どんな状況でも学びやすいということが証明されたわけです。

また、私も担当している設計製図のように、映像講義と生講義の併用もあります。ビジュアル化が有効な部分は映像で。直接指導したほうがいいことは生講義で。適材適所でハイブリットを駆使し、最大限わかりやすく成果を出す講義を提供しています。

というわけで、いいことだらけの映像講義なのですが、生放送は何度経験しても慣れませんね。解答速報などをYouTubeで生放送する際は、毎回とても緊張しています（笑）。

資格取得に興味がある人が、気軽に足を運べる資格学校。それが日建学院ではないでしょうか。入り口の敷居が低く、担当者や講師と受講生の距離が近く、わかりやすくて笑いも散りばめられた講義は楽しく印象深い。そんなふうに自負しています。「やっぱり挑戦してみようかな」と思える資格学校であり、「合格を目指せる」と思える講義や教材を提供しています。

また、資格試験は1点の差で泣く受験生が何千人といわれる試験でもあるので、勉強の仕方や、得点のため、ムダなことをしないためのコツ、テクニックといったものもあります。試験直前の過ごし方や、試験前日、当日に注意すべき細々としたこと。不安に襲われた時の対処法……そういったことも余さず伝えるので、役立ててほしいと思います。

資格試験は難しいと思われがちですが、特別なことではありません。難関資格といえども、必ず合格している人はいます。やるべきことを着実にやれば合格できるものなのです。だから自分を信じて学習を続けること。それだけです。

ただし、勉強そのものは「楽しい」「面白い」というものではないのも事実。だからこそ、わかりやすい教材や一緒に頑張る仲間、支えてくれるスタッフがいること。やるべきことが明確で迷わず打ち込めることで、頑張りがいが生まれます。モチベーションを保ちやすくなります。

日建学院はそのためにあります。一緒に合格に向けて勉強しましょう！