2026/04/20 配信の解答と解説
次の記述について、正しいか、誤っているか、判断しなさい。
- (1) 正しい
- 木構造の梁の設計では、曲げモーメントに対して強度上の安全を確認するだけでなく、強度の他にたわみにも注意しなければならない。たわみが大きいと、強度が十分でも仕上材・建具などに悪影響を及ぼしたり、歩行時に大きな振動が生じたりする。木質構造設計規準では、梁についてのたわみ制限は、スパンの1/300かつ振動障害のないことと定めている。
- (2) 正しい
- 水平トラスは、建築物に作用する水平力を、耐力壁に伝達するために設ける。また、火打材は、水平力を受けたとき、水平面のねじれ防止に設けるものである。したがって、水平トラスや火打材を用いると床や屋根の面内剛性(面と平行な方向の剛性)を大きくすることができる。
- (3) 正しい
- 2階建の木造建築物の隅柱又はこれに準ずる柱は、一般に通し柱とする。建築基準法施行令第43条5項。
- (4) 正しい
- 梁、桁等の横架材(曲げ材)の材長中央部の引張側に切り欠きがある場合、切り欠き箇所に応力が集中し、その部分で破断しやすくなるので、できるだけ避ける。
- (5) 誤り
- 継手は、部材を長さ方向に接続する接合部をいう。木造軸組構法の継手は、最大の弱点になる。したがって、継手が平面的にも立体的にも1箇所に集中することは、建築物の耐力が低下するので、十分な耐力を確保するためには、継手位置を乱に、つまり千鳥に配置したほうがよい。木造住宅工事仕様書。