2025/10/13 配信の解答と解説
次の記述について、正しいか、誤っているか、判断しなさい。
- (1) 誤り
- 大壁造において、アンカーボルトの位置は、柱心より200㎜以内とし、なるべく耐力壁の外側に設ける。住宅金融支援機構「木造住宅工事仕様書」。
- (2) 正しい
- 薬剤の塗布等による防腐・防蟻処理における塗布又は吹付けは、1回処理したのち、十分に乾燥させ、2回目の処理を行う。JASS 11。
- (3) 正しい
- 大引きの継手は、束心から150㎜程度持ち出し、腰掛けあり継ぎ、釘2本打ちとする。公共建築工事標準仕様書。
- (4) 正しい
- 継手を平面的にも立体的にも、同一箇所(同一線上)継ぎにすると、構造物の耐力は低下するので、継手の位置は乱または、ちどりに配置する。建築工事監理指針。
- (5) 正しい
- 下張り用床板の合板は、厚さ12㎜とし、受材心で突付け、乱に継ぎ、釘打ち又は木ねじ止めとする。畳下の床板は、根太上で突付け継ぎ、釘打ちとする。公共建築工事標準仕様書。
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