2025年 1級建築士 設計製図 試験合格発表

1級建築士 設計製図試験合格実績 当学院受講生合格者数 1,938名

製図なら日建学院

  • ※日建学院の合格実績には、模擬試験のみの受講生、教材購入者、無料の役務提供者、過去受講生は一切含んでおりません。
  • ※2026年1月5日 16:00時点での速報値です。

試験データ

2025年(令和7年)10月12日に実施された1級建築士設計製図試験の結果が、2025年12月24日(水)に公表されました。

  2025年 2024年
学科の
試験
設計製図の
試験
学科の
試験
設計製図の
試験
試験日 7月27日(日) 10月12日(日) 7月28日(日) 10月13日(日)
実受験者数 27,489人 11,381人 28,067人 11,306人
合格者数 4,529人 3,988人 6,531人 3,010人
合格率 16.5% 35.0% 23.3% 26.6%
総合 実受験者数 a 35,127人 34,237人
合格者数 b 3,988人 3,010人
合格率 b/a 11.4% 8.8%

※今年「学科試験」から受験した者と「設計製図の試験」から受験した者の合計です。

公益社団法人日本建築士会連合会会長 古谷氏より合格お祝いメッセージ

2025年(令和7年)1級建築士試験に合格された皆さまへ、
公益社団法人日本建築士会連合会会長・古谷氏より、心温まる合格お祝いのビデオメッセージをお寄せいただきました。

本メッセージでは、設計業務にとどまらず、既存建築ストックの活用、地域復興やコミュニティの再生、さらには建築士同士の相互研鑽・交流といった、1級建築士資格取得後に広がる[実務]と[社会的役割]について語られています。これから建築士として歩み始める皆さまにとって、今後の指針となる内容です。ぜひご覧ください。

都道府県別建築士会の詳細は、以下のサイトをご参照ください。

公益社団法人日本建築士会連合会 都道府県別建築士会一覧

2025年 1級建築士設計製図課題

令和7年 一級建築士試験
「設計製図の試験」の課題

庁 舎

[要求図書]

  • 1階平面図・配置図(縮尺1/200)
  • 各階平面図(縮尺1/200)

 ※各階平面図については、試験問題中に示す設計条件等において指定する。

  • 断面図(縮尺1/200)
  • 面積表
  • 計画の要点等

[建築物の計画に当たっての留意事項]

  • 敷地の周辺環境に配慮して計画する。
  • バリアフリー、省エネルギー、二酸化炭素排出量削減、セキュリティ等に配慮して計画する。
  • 各要求室を適切にゾーニングし、明快な動線計画とする。
  • 大地震等の自然災害が発生した際に、建築物の機能が維持できる構造計画とする。
  • 建築物全体が、構造耐力上、安全であるとともに、経済性に配慮して計画する。
  • 構造種別に応じて架構形式及びスパン割りを適切に計画するとともに、適切な断面寸法の部材を計画する。
  • 空気調和設備、給排水衛生設備、電気設備、昇降機設備等を適切に計画する。

[注意事項]

「試験問題」及び上記の「建築物の計画に当たっての留意事項」を十分に理解したうえで、「設計製図の試験」に臨むようにしてください。
なお、建築基準法等の関係法令や要求図書、主要な要求室等の計画等の設計与条件に対して解答内容が不適合又は不十分な場合には、「設計条件・要求図面等に対する重大な不適合」等と判断されます。

合格発表分析・総評

設計製図合格率 35.0%《昨年より8.5%プラス
最終合格率 11.4%《昨年より2.6%プラスス

公表された合格基準等においては、ランクⅣとなった受験者が9.7%、ランクⅢとなった受験者が53.7%と昨年の試験と比較してランクⅢ・Ⅳの合計が8.5%少なくなりその分、合格率がアップしました。

1.受験者答案の分析から見えてくる
採点基準についての考察

下記の内容は、試験直後に受験者の方々に復元していただいた答案の計画内容を項目ごとに分析し、合否結果から想定される日建学院独自の分析です。

ランダムに選択したサンプル答案の合格率は59.3%でしたので、それを下回る数値の計画には、何らかの問題や減点、もしくは計画における難しさがあったものと考えられます。

合格者と不合格者で差のついた項目をピックアップした分析結果はこのようになりました。

エスキス時間(課題文の読み取りからエスキス完成まで)
エスキス完成
までの時間
受験者の
割合
合格率 サンプル
合格率
との差

1時間45分以内

11.0% 60.0% +0.7%

2時間以内

35.6% 68.8% +9.5%
2時間15分以内 37.8% 17.6% -41.7%

2時間30分以内

13.3% 33.3% -26.0%
2時間30分超 2.2% 0% -59.3%
隣地斜線制限の適合について
隣地斜線の適合 受験者の
割合
合格率 サンプル
合格率
との差
正しく記入している 50.9% 72.2% +12.9%
情報等の記入がない 25.4% 26.7% -32.6%
誤っている 23.7% 35.7% -23.6%
大会議室の計画について
大会議室の
計画
受験者の
割合
合格率 サンプル
合格率
との差
無柱空間として適切に計画 84.7% 62.0% +2.7%
室内に柱があり利用に支障あり 15.3% 44.0% -14.9%
事務室の計画について
事務室の計画 受験者の
割合
合格率 サンプル
合格率
との差
室として計画 16.0% 70.0% +10.7%
スペースとしての計画 83.1% 57.1% -2.2%

2.試験機関から公表された
「採点のポイント」と「採点結果の区分」

合格発表と同時に試験機関から公表された「採点のポイント」は次のとおりです。

  1. 空間構成

    ①建築物の配置・外構計画
    ②ゾーニング・動線計画
    ③要求室等の計画
    ④建築物の立体構成等

  2. 建築計画(環境・意匠)
    • ①周辺環境への配慮及び来庁者への配慮
    • ②来庁者と職員・議員等とのセキュリティを踏まえた動線計画
    • ③庁舎に必要な室(議場、町長室・副町長室等)の配置と諸室との関係性
  3. 構造計画
    • ①採用した構造(耐震構造・免震構造・制振構造等)の特性を踏まえた計画
    • ②議場の構造計画
  4. 設備計画
    • ①省エネルギー及び二酸化炭素排出量削減への配慮
    • ②庁舎の機能維持のために発電機の給電対象とした設備とその配慮
※設計条件・要求図面等に対する重大な不適合
  • ①「要求図面のうち1面以上欠けるもの」、「面積表が完成されていないもの」又は「計画の要点等が完成されていないもの」
  • ②図面相互の重大な不整合(上下階の不整合、階段の欠落等)
  • ③次の要求室・施設等のいずれかが計画されていないもの
    議場、町長室、副町長室、事務室、書庫、大会議室、会議室A、会議室B、サーバー室、休憩室、更衣室、防災備蓄倉庫、住民交流スペース、カフェ、守衛室、受水槽室、消火ポンプ室、エレベーター、PS・EPS、車椅子使用者用駐車場、サービス用駐車場
  • ④法令の重大な不適合等、その他設計条件を著しく逸脱しているもの

●採点結果の区分(成績)… 公開情報の抜粋

  • 〔受験者の答案の解答状況〕
  • ランクⅢ及びランクⅣに該当するものが多く、具体的に以下のようなものを挙げることができる。
  • 設計条件に関する基礎的な不適合:「要求室・施設等の特記事項の不適合」、「高さ制限への適合が確認できる情報の未記載」等
  • 法令への重大な不適合:「直通階段に至る重複区間の長さ」等

※今後の試験においては、高さ制限,重複距離、延焼のおそれのある部分など、基本的な内容を理解して解答する必要があること、要求されている事項を正しく記載する必要があることを示しています。

続いて、令和元年~令和7年までの「採点結果の区分(ランク分け)」と合格率を示します

  ランクⅠ ランクⅡ ランクⅢ ランクⅣ
令和7年 35.0% 1.6% 53.7% 9.7%
令和6年 26.6% 1.5% 23.9% 48.0%
令和5年 33.2% 2.1% 22.1% 42.6%
令和4年 33.0% 6.1% 32.4% 28.5%
令和3年 35.9% 6.3% 26.9% 30.9%
令和2年 34.4% 5.6% 24.3% 35.7%
令和元年 36.6% 3.0% 29.2% 31.3%

  • ランクⅠ:「知識及び技能」を有するもの
  • ランクⅡ:「知識及び技能」が不足しているもの
  • ランクⅢ:「知識及び技能」が著しく不足しているもの
  • ランクⅣ:設計条件及び要求図書等に対する重大な不適合に該当するもの

「知識及び技能」とは、一級建築士として備えるべき「建築物の設計に必要な基本的かつ総括的な知識及び技能」をいう。

不合格者の内訳として、ランクⅡが極めて少なく、ほとんどの不合格者は、ランクⅢ・Ⅳに区分されています。この「採点基準」が試験対策の要となります。

3.直近5年間の一級建築士試験「設計製図の試験」結果

令和3年から令和7年までの「設計製図試験」結果は次のとおりです。

  学科試験 設計製図試験 総合
合格率
合格者/受験者 合格率 合格者/受験者 合格率
令和7年 4529名/27489名 16.5% 3988名/11381名 35.0% 11.4%
令和6年 6,531名/28,067名 23.3% 3,010名/11,306名 26.6% 8.8%
令和5年 4,562名/28,118名 16.2% 3,401名/10,238名 33.2% 9.9%
令和4年 6,289名/30,007名 21.0% 3,473名/10,509名 33.0% 9.9%
令和3年 4,832名/31,696名 15.2% 3,765名/10,449名 35.9% 9.9%

4.令和8年 設計製図本試験対策

近年の傾向通り、法令等を中心に厳しい採点が行われています。
今後の試験においては、減点項目を十分に理解し、減点を最小限に抑える図面を完成させることがポイントです。

  1. 法令遵守

    建築基準法令に適合した建築物の計画〔建蔽率、容積率、高さの制限、延焼のおそれのある部分、防火区画(異種用途・面積・竪穴区画)、避難施設 等〕については、特に重要な要素です。
    当学院のパーフェクト本科コースで実施する課題資料「課題の読み取りとポイント」では建築関連法令に対し、課題文での読み取り方を学習します。また、「チェックリスト」の活用により、自身で失格項目・減点項目をチェックできるようにすることで、各法令を遵守した解答を作る力を養成し、本試験で適応できる能力を身につけることができます。

  2. 低層建築物及び基準階建築物のエスキス手順の理解

    課題テーマは、「低層建築物」と「基準階建築物」の2つに大別することができます。
    集合住宅、事務所ビル、ホテル等の基準階建築物と、図書館、コミュニティセンター等の低層建築物のエスキス手順は異なります。課題が発表される前からどちらの手順についても、実習課題を通してマスターすることが必要です。
    パーフェクト本科コース「課題検証講義」では、「低層建築物(コミュニティセンター)」と「基準階建築物(事務所ビル)」にテーマを絞ってエスキスの基本を学習し手順をマスターします。
    「課題の読み取り方」「エスキスの進め方」「プランニング」やランクⅢ・Ⅳにならないための「作図前チェック」「作図完了後チェック」等、課題実習を通じて確認しながら適切な解答が導き出せるような訓練を進めます。

  3. 記述対策

    受験者答案分析から、「記述」も合否を左右する重要な要素となります。
    近年の試験では記述の他、イメージ図を用いて解答する等、より専門的な知識を求められるようになっています。要点をまとめ、適切に記入する能力を養成することが合格への絶対条件です。

  4. 試験対策

    基礎構造の計画、環境負荷低減(二酸化炭素排出量削減、省エネルギー化の実現、エネルギー自立度を高めた計画)、 天井等落下防止対策の取り入れ等については、今後の試験においても設計者として、常に知識を求められます。考え方を理解し、図面に反映させることがポイントです。
    パーフェクト本科コース「攻略理論講義」では、過去の本試験で出題された特徴的な出題「基礎構造(支持地盤の考え方、基礎免震構造)」、「パッシブデザイン・アクティブデザインによる環境負荷低減」、「天井等落下防止対策」等課題を通して実習することで、試験に必要な力を養成します。

令和8年度試験対策ガイダンスのお知らせ

合否を分けたポイントについて、「グリッド計画」「ゾーニング」「法的規制」「断面構成」「設備計画」「構造計画」等の分析と採点基準についての考え方の説明を行っています。
この結果を把握して令和8年の合格に向けて学習することが重要です。各校で実施します「令和8年度設計製図試験対策ガイダンス」で、詳しく説明いたしますので、是非多くの方のご参加をお待ちしております。

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