1級土木施工管理技士

試験結果

今年度の1級土木第一次検定の全国合格率は、対前年5.1ポイント減の44.4％と過去10年間で最も低い合格率となりました。

また、今年度から学歴と実務経験年数にかかわらず、19歳（年度末の年齢）以上の全ての者に受検資格が認められたことから、受検者数は対前年18,262人増の51,193人，合格者数は対前年6,394人増の22,705人とともに増加しました。

合格基準は【全体】で42／70問（60％以上）、かつ【応用能力】が9／15問（60％以上）でした。

第一次検定の実施詳細については、下記をご確認ください。

第一次検定 総評

合格者の属性をみると，年齢別では25歳未満の合格比率が対前年10.6ポイント増の17.1％、合格者数で2,821名増の3,877名と大幅な増加となっており、受検資格の緩和効果が出た結果だと思われます。
また、女性技術者の合格比率が対前年3.3ポイント増の12.8％、合格者数で1,348名増の2,902名と過去10年間で最大となっており，土木施工管理における女性の進出・活躍が，着実に進んでいるようです。

今回の第一次検定に合格された方は、「技士補」の称号が付与されます。このうち、主任技術者の資格を有する方は、監理技術者補佐として早期に責任のある立場で現場の施工管理に携わることができます。

第二次検定は10月6日（日）に実施されます。過去5年の平均合格率が34.9％と約3人に1人しか合格できない難関試験となります。今回の第一次検定の合格発表から第二次検定の試験日までは、約１ヶ月半と受検準備期間が短くなっていますので、すぐに受検準備に取りかかるようにしてください。

※合格者の受検番号、試験結果に関する詳細は、下記試験元のホームページにてご確認ください。
一般財団法人 全国建設研修センター

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